
スナノミはダニの一種で、スナノミ症という恐ろしい感染病を引き起こす怖い寄生虫だ。スナノミは人間や動物の、主に足の裏から体内に入り込み卵を産む。
孵化したスナノミは、血液を吸いながら成長し、何百匹にも繁殖していくのだ。
卵を残していった成虫のスナノミも、数日間は体内で血を吸いながらコンディションを整え、卵を産んだ後は自力で脱出し、地上で死を迎えるという。
コンテナに入り込み世界中に拡散
主に中南米、熱帯アフリカ、インドに生息しているのだけれど、輸出用のコンテナなどに入り込み、世界中に拡散している。
スナノミに刺されると、まずかゆくなる。そしてその部分がエンドウ豆大の赤い突起物となり、その後卵を産み付けられた部位の皮膚が黒く変色していくという。
アフリカの一部地域では、いまだに裸足で生活している人も多いので、スナノミ症による死者が絶えないという。

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