akibito6月10日、「娘の初経と家庭でのサポート実態」に関する調査結果を発表した。調査は5月19日~21日、9歳~15歳の娘を持つ30代〜50代の母親331名を対象にインターネットで行われた。

調査によると、初経を迎える前に「生理について学んでいた」という9歳~15歳の娘さんは81.4%。特に「学校の保健の授業や特別授業で学んでいた」という人が多く91.6%。次いで、「家庭で保護者と話すことで学んでいた」(51.4%)、「友人との会話を通じて知っていた」(16.2%)という結果に。

また、「娘の初経に対してどのような不安を感じたか」と尋ねたところ、1位「初経のタイミングが予測できないこと」(48.6%)、2位「学校生活への影響」(40.5%)、3位「体調の変化に対応できるかどうか」(37.3%)となった。

○事前に娘と話をしている人の割合は?

また、「娘が初経を迎える前に、娘に対してどのように話をしたか」を教えてもらったところ、「初経が来たときの対処方法を伝えた」(59.1%)が最も多く、次いで「娘からの質問に答える形で話をした」(33.2%)、「自分自身の初経の経験を伝えた」(29.6%)が上位となった。

次に、初経を迎えていない(初経を迎えたかわからない)9歳~15歳の娘を持つ母親を対象に、「娘の初経に対してどの程度不安を感じるか」と聞いたところ、「やや不安を感じる」が53.2%、「とても不安を感じる」が10.8%と、6割以上が娘の初経に対して少なからず不安を感じていることが明らかに。

また、「娘と初経についてどの程度話ができていますか?」と聞くと、「必要なことはある程度話ができている」(34.3%)、「少しだけ話をしたことがある」(21.6%)、「十分に話ができている」(14.4%)となり、約7割の親子が少なからず話していることがわかった。
(CHIGAKO)

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