
麻生久美子主演、塩野瑛久共演の金曜ナイトドラマ「魔物」(毎週金曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系※一部地域を除く)の最終話が6月13日(金)に放送される。
■日韓クリエイター共同制作のラブサスペンス
同作は、テレビ朝日と「梨泰院クラス」などで知られる制作スタジオ・SLLがタッグを組み、日韓クリエイターが共同制作するオリジナルドラマ。愛と欲望をセンセーショナルに描く禁断のラブサスペンスで、不倫、DVなど、愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く。
■実力派俳優が愛と欲望を抱えるキャラクターを演じる
実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士・華陣あやめを麻生が、“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ美しく魅惑的な男・源凍也を塩野が演じ、凍也の妻・夏音役を北香那、元人気キャスターで、現在はコスメブランドを展開する実業家・最上陽子役を神野三鈴、陽子の夫で元天才作家の大学教授・名田奥太郎役を佐野史郎が務めている。
また、あやめの先輩弁護士・今野昴を大倉孝二、陽子と名田夫妻の一人息子で凍也の親友・名田潤を落合モトキ、正義感の強いパラリーガル・渚来美を宮本茉由、あやめが所属する法律事務所の代表・井村讃一郎を宮崎吐夢、刑事として登場人物たちと関わる金原真澄をうらじぬの、仁川鯨を若林時英が演じている。
傍聴席が隙間なく埋め尽くされた法廷。被告人のあやめ(麻生久美子)は、「あれは…何のためにおかした罪だったんだろう…?」とうつろな瞳でつぶやく。こうして、ある“殺人事件”の裁判が始まった。
1年前。静かな狂気をはらんであやめの前に姿を現した凍也(塩野瑛久)。「あやめを、待ってた」と告げる凍也は、階段から突き落とされ血を流す陽子(神野三鈴)に目もくれず、あやめにゆっくりと詰め寄る。
制御不能な“魔物”と化し、「謝れ」「お前のせいだ」と憎しみを叫びながら襲い来る凍也に、あやめは「謝ることなんて、一つもない」「あなたは誰も愛したことなんてない。なのに、私はあなたを愛してた…!」と涙を流しながら必死に抵抗する。
その頃、凍也に激しく殴られ気を失っていた夏音(北香那)は、離れで目を覚まし、着の身着のまま逃げてきた名田邸でせいさんな現場を目の当たりにする。夫の支配から逃れられない夏音は、割れた鏡の破片を拾うと、切っ先をあやめへと向ける。
本当の“魔物”は誰なのか。殺したのは、殺されたのは、愛したのは、誰なのか。あやめと凍也の“許されざる愛”の結末と、すべての真相が明かされる。
――という物語が描かれる。
■「完璧な女に出会えたと思った」
公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、「私は殺していません」と法廷で答弁するあやめの姿や、「完璧な女に出会えたと思った」と血だらけの凍也が割れた鏡の破片を持ってあやめへ襲い掛かる様子、「私のこと、信じられない?」と凍也に馬乗りになり、傘で刺し殺そうとするあやめの姿などが映し出される。
また、「なのに、お前は俺を裏切った」という凍也のせりふと共に、あやめに容赦なく殴り掛かる凍也と、階段から転げ落ちる陽子の姿も。さらに、「本当にあなたが好きだった。愛してるという言葉を生まれて初めて信じてた。だけどあなたは…」というあやめの悲痛な声と、「愛してた」と切なげに告げる凍也の声なども切り取られている。
この予告動画には、視聴者から「もう終わっちゃうの」「傘で始まって傘で終わるのか…」「最後の凍也の『愛してた』はあやめに?そう願いたい」「あまりにも切なすぎるし報われなさすぎる」などの声が寄せられている。

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