
高杉真宙と柄本時生がW主演を務めるドラマ「三笠のキングと、あと数人」(毎週日曜朝11:00-昼0:00、BS-TBS)の第5話・第6話が、6月15日(日)に放送される。
【写真】謎の覆面男たちによって突然道で拉致される高杉真宙“健太”
■北海道の小さな町で巻き起こる、幻のようなひと夏の物語
HBC北海道放送が13年ぶりに手掛けた連続ドラマである本作は、かつて炭鉱の町として栄えた北海道・三笠を舞台に、現代社会で生きづらさを抱えた地元の若者たちが町とともに成長していく姿を描くハートフルコメディー。
物語の主人公となるのは、アイドルを夢見て上京した青年・田中健太(高杉真宙)と、彼の幼なじみである先輩(柄本時生)。東京で5年間奮闘したものの夢破れて故郷・三笠に帰ってきた健太は、再会した先輩から突然「俺、“三笠の王”になることにしたからさ」と告げられる。
健太は“王”を目指す先輩に巻き込まれる形で、町の未来を変えようと動き出すことに。北海道の小さな町で2人が巻き起こす騒動と、波乱に満ちたひと夏の日々を描いた青春群像劇となっている。
■豪華キャストに大物アーティストも参加
W主演の高杉、柄本のみならず、本作には豪華キャストが集結。先輩と高校時代の同級生で製菓教師の高梨由紀子役を森田想、事故により命を落とした元ジャーナリストで幽霊となって現れる森広紀役を黒田大輔、健太の母役をしゅはまはるみが務める。
また、外資系コンサル企業「ラトロンティア」に勤務する重盛役は奥野瑛太、重盛の部下・下部役は柾木玲弥、同じく部下の大下役は皇希。彼らは町を変えようと奮闘する健太や先輩の前に立ちはだかることに。
さらに、三笠市の市長役に西岡徳馬、三笠市役所の企画課職員・浜西実役に阿部進之介、三笠市の盆踊り実行委員・野田真琴役に久保田磨希、スナック「デンエン」のママ役に東てる美、「デンエン」の常連客・堀川役に竹中直人。彼らが物語にどう関わっていくのかも気になるところだ。
そして本作の主題歌には、北海道を代表するロックバンド・GLAYの「Beautiful like you」が起用された。真摯な愛を感じさせる雄大なバラードである同楽曲は、これまでライブ版映像作品には収録されているものの音源としては未発表だった。そんな隠れた名曲が物語を彩っていく。
■6月15日(日)放送 第5話 “絶望の王と、囚われの家臣”
ラトロンティアの重盛(奥野瑛太)は、不都合な内容が記録されたボイスレコーダーを回収しようと躍起になる。健太(高杉真宙)は重盛の部下・下部(柾木玲弥)に拉致され、レコーダーは先輩(柄本時生)が持っていると気づかれてしまう。
その結果、あっさりとレコーダーを奪われてしまった先輩は、とうとう森(黒田大輔)にも見限られてしまう。さらに追い打ちをかけるように、先輩は健太と由紀子の関係を知ってしまい…。
■6月15日(日)放送 第6話 “炎の王国と、希望の民”
先輩(柄本時生)からの電話を受けて、健太(高杉真宙)が慌てて公園に駆けつけると、油をまき散らされた櫓に打ちひしがれた先輩の姿が。二人は互いに溜め込んだ思いを爆発させ、感情をむき出しにしながら取っ組み合いを始める。
そんな中、由紀子(森田想)と重盛(奥野瑛太)が公園へやってきたことに気付いた先輩と健太は身を潜めるが、力ずくでボイスレコーダーを奪い取ろうとする重盛に、花火を手にして飛び掛かる。その混乱の中、櫓が炎に包まれて…。

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