トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」(公開中)から、"トム・クルーズ史上最も危険なスタント"であり、ギネス世界記録に認定されたアクションをとらえた特別映像がお披露目。炎上するパラシュートでダイビングする、16回にもおよぶ命がけの挑戦が切り取られている。

【動画】「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」特別映像:燃えるパラシュートダイビング

タイトルでは、前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」に続き、いくつもの意味を持つ語"レコニング"が引き継がれ、さらには"ファイナル"と謳っており、「29年におよぶシリーズの最後」「イーサンの最期」など、さまざまな展開を推測させる意味深なものとなっている。前作の最後で、スパイ組織・IMFに所属するイーサン・ハント(クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開する。5月23日に公開されると、6月9日までの累計(※先行上映含む)で、観客動員227万人、興行収入35億2000万円を突破した。

ギネス記録に認定されたのは、「炎上するパラシュートでのダイビング回数最多記録(most burning parachute jumps by an individual)」であり、その回数は驚異の16階。クライマックスで、イーサンがプロペラ機から飛び降りるシーンで、クルーズはこのスタントに挑んだ。撮影前、スタッフとの打ち合わせで、クルーズは「パラシュートで落下するとき、ねじれていると僕も回転してしまう。まずは、ねじれを解いて10秒以内に火をつける」と、そのとんでもない工程を明かしている。

南アフリカドラケンスバーグの現場に緊張感が漂うなか、クルーズの命がかかったスタントの準備は着々と進み、クリストファー・マッカリー監督を筆頭に、スタッフ一丸となって念入りに確認作業が行われた。スタッフに「無謀なことはせず、冷静にいこう。リスクは取らない。もちろんね」と語りかけ、笑ってみせるクルーズの姿も。そして、自身のカウントダウンを合図に、高度約2286メートルのヘリコプターから後ろ向きに落下するクルーズ。真っ赤に燃えるパラシュートと一心同体で大空を舞う驚きの光景と、決死の表情がおさめられている。

「炎上するパラシュートでのダイビング回数最多記録」でギネス認定 (C)2025 PARAMOUNT PICTURES. IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.