Flat2VR Studiosは、Team BeefRunning With Scissorsともに、2003年の残虐FPS『POSTAL 2』をリメイクすると発表した。

また「今夏」にKickstarterにてクラウドファンディングを実施する。

POSTAL 2』は、2003年に発売され、その残虐性が不謹慎として物議をかもしたことで知られるFPS。過激な作風から一部の国では発売禁止になったが、同時に話題性を呼び大ヒットを記録。またユーモラスでユニークなゲームデザインから現在ではカルト的な評価を得ている。

舞台は、アリゾナ州の架空の町「パラダイス」。主人公の「ポスタル・デュード」は牛乳を購入したり、図書館の延滞本を返却したり、銀行で小切手を換金するなど、さまざまな「お使い」のタスクをこなしていく。しかし道中には強盗やテロリストカルトにでくわしたり、嫌がらせを受けることになる。

本作はそうしたさまざまな不快な体験に対して、どのように対応するのかはプレイヤーの選択にゆだねられており、平和的に礼儀正しく対応することができれば、暴力的かつ残酷で混沌とした形で対処することもできる。

(画像はSteamより)
(画像はSteamより)
(画像はSteamより)
(画像はSteamより)

※画像はいずれもSteam版『POSTAL 2』

今回は、本作は22年ぶりにリメイクされることなった形だ。なお今年3月には『POSTAL 2 VR』としてVR版が発売されているが、改めてオリジナル版のアセットをすべて入れ替え、Unityで作り直すとのこと。

「完全復活」と銘打っており、記事執筆時点では目標金額などは明かされていない。

残虐FPS『POSTAL 2』のリメイクとなる『POSTAL 2 Redux』は、今夏にKickstarterにてクラウドファンディングを実施予定だ。

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