本田圭佑6月13日、都内で開催されたブランドローンチ記者会見に出席。次世代スポーツブランド「mgh」の立ち上げを発表し、立ち上げへの思いや意気込みを語った。

【写真】本田圭佑、「mgh」のルックで登場

本田圭佑、ブランド立ち上げに至った経緯

この度、本田が取締役を務めるmgh株式会社は、次世代スポーツブランド「mgh」の立ち上げを発表。ブランド名の「mgh」は、物理学の位置エネルギーの公式「質量×重力加速度×高さ」より命名。一人一人が持つポテンシャルエネルギーを解放することをサポートする。ブランドスローガンは「UNLOCK YOURSELF」。すべての人の“内なる可能性”を信じるブランドとして、スポーツに限らず、その力を解き放つ瞬間を後押ししたいという想いからこのスローガンが生まれた。

本田は「mgh」立ち上げのきっかけを「僕はずっと同じスポーツブランドを着てサッカーをやってきました。そこでいろいろ学ばせていただいて、今のスポーツブランドに思う改善点、課題感みたいなものが長年ありました」と告白。「一番は、やはり年々プロダクトが高くなっている値段のところです」と明かした。

本田は「mghをシンプルに表現すると、目指したいものとしては『かっこよくてリーズナブル』」と説明。「もちろんかっこよさも追究したいと思っていますので、ものすごく安いということではないのかもしれないのですが」と前置きし「ただ、いわゆる既存の国内外のスポーツブランドに比べたら、かなり挑戦的なことを今回のプロジェクトでもやり始めると。そして今後もやっていきたいと思っています」と気持ちを口にした。

本田圭佑「グローバルに展開していきたい」

さらに本田は「どうせやるなら大きなことをやりたいということで、グローバルに展開していきたいなと思っています。最初からそこを意識してがんばっていこうと」と宣言。本田は、これまでにさまざまなスポーツブランドを見て着てきたと振り返り「その会社の中身までもそれなりに勉強してきたつもりです。確かにビジネスとして今回のチャレンジは非常に僕にとって新しいものではあるんですが、意外にいろんなものを見てきたという自負もありますので、強気にチャレンジを大きく勝負を仕掛けていきたいなと思っています」と言葉に力を込めた。

◆取材・文=山田果奈映

本田圭佑/撮影=山田果奈映