
ドジャースの大谷翔平が投手復帰に向けて着々と準備を進めている。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「ドジャースはいつかショウヘイ・オオタニを外野に移す?」と題した記事を掲載した。
再び二刀流として動き出す大谷だが、同メディアのダグ・マケイン記者が、大谷をよく知る人物である日刊紙『Orange County Register』でエンゼルスの番記者を務めるジェフ・フレッチャー氏に「大谷が投手としての時間を終えたら、どうなるのかという話を聞いた」と、二刀流でなくなった場合の大谷について質問している。
同氏は「仮に投手がうまくいかなくなったとして、彼の契約は何年も残っている。もし彼がもう投手にはなれないとわかったら、DHのポジションを7、8年も一人の男に固定しておくわけにはいかないだろう」と話した。
さらに、2020年シーズン、大谷が右翼と一塁の両方で練習していたことを指摘。「彼はあまりにも優れたアスリートだから、打席の合間に何もせずにただ座っているだけではだめだと思う」とした上で、「彼もそれを好まないと思う」と発言。背番号「17」がもしもマウンドに上がらなくなってしまったら、DHに専念せず、外野か内野の守備に就く可能性があると見ているようだ。
ドジャースの一員としては、まだ二刀流としての姿を披露していない大谷。それだけに、日米のメディア、ファンから熱い視線が注がれている。10年で総額7億ドル(約1015億円)という破格の契約でドジャースに入団しただけに、今後もどんなプレーで我々を魅了してくれるのか、話題は尽きそうにない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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