
ピーマン以外の食材に肉ダネを詰めて焼いた結果が「アイデアがすごい」「今度作ってみたい」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で8万4000回以上再生されています。
動画を投稿したのは、夫のバンディさんと妻のうんちゃんさんによるYouTubeチャンネル「ばんのけ」。以前には、うんちゃんさんが超ミニサイズのお花見弁当を作ってバンディさんにドッキリを仕掛ける様子が話題になりました。
うんちゃんさんは、ヤマザキのフランスパン「パリジャン」にひき肉を詰めて焼いたところネットニュースになったといいます。それに端を発して「まだピーマンに肉詰めてるの?」をコンセプトに、さらにおいしくなる食材がないかを探していくようです。検証したのはパン以外に、ちくわ、油揚げ、リンゴ、そして定番のピーマンの計5品です。
まずは、パリジャンから肉詰めにしていきます。4等分に切って中央に切り込みを入れ、たっぷりの肉ダネを詰めてフライパンで弱火で焼きました。仕上げにチーズをのせています。
完成した「パンの肉詰め」は、表面はサクサクで中はジューシー。バンディさんが「チーズバーガーみたい」と絶賛するほどで、食べた瞬間に完成度の高さが伝わる一品でした。
ちくわは縦に切り込みを入れ、肉ダネを詰めて焼いています。これに甘めのしょうゆをかけて試食することにしました。焼いた油の香ばしさは感じられるものの、ちくわの風味が強くて肉が負けてしまい、ややバランスに欠ける印象とのこと。ちくわの持ち味が前面に出すぎたことで評価は伸び悩みました。
油揚げは半分にカットして肉を詰め、こちらもフライパンで丁寧に加熱。豆腐ハンバーグに近い優しい味に仕上がり、バンディさんは「これが元祖豆腐ハンバーグなんじゃないか」と伝えています。ただし、肉の存在感が薄くて満足度は中間評価となりました。
ピーマンは上の部分をカットして、種をあえて残したまま詰めるスタイルで調理。焼き上げた後も種は気にならず、肉汁をしっかり閉じ込めてジューシーな仕上がりになっています。バンディさんの「なぜピーマンに詰めるのかが分かる気がする」とのコメント通り、王道ならではの完成度を見せました。
最後はリンゴです。半分にカットし、芯をくり抜いて肉ダネを詰めてオーブンで15分焼き上げました。試食でホットハニー(ピリ辛はちみつ)をかけたところ、うんちゃんさんは「おいしい」と評価しますが、バンディさんは「リンゴのフレッシュさが肉の生っぽさに感じる」と苦手な様子。意見が分かれる結果となりました。
食べ比べの結果、1位に輝いたのは「パンの肉詰め」。サクサクに焼けたパンと肉の相性が抜群で、圧倒的な高評価を獲得しました。2位は肉汁をしっかり閉じ込めたピーマン、3位には豆腐ハンバーグのような味わいになった油揚げがランクインしています。
そして、ちくわとリンゴはそれぞれ風味の主張が強すぎる、相性が分かれるという理由で同率最下位という結果に。上位2つは2人が絶賛するおいしさだったものの、3位以下については「やんなくてもいいかなって感じです」と伝えました。
ピーマン以外の肉詰め料理を試してみた結果に、コメント欄では「えーすごい! いろんな肉詰めがあるんですね」「天才だろwww」「いろんなのを挑戦してみる向上心の塊」「油揚げの肉詰めは作ってみたい。お酒のアテにもなりそう」「肉を詰めるのには夢があるよなぁ」「1品になっている料理にはやはりそれなりの理由があるんですね」「マネしてみます」といった声が寄せられています。
バンディさんとうんちゃんさんは、YouTubeチャンネル「ばんのけ」のほかにX(バンディさん/うんちゃんさん)、TikTok(@ban.noke)、Instagram(@ban.noke)も更新中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「ばんのけ」

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