文化的な土壌に恵まれ京都府では、教育内容が充実している私立高校も点在。なかには進学実績や教育体制の強化を通じ、注目を集めるようになった学校も見られます。

 そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、京都府在住の社会人を対象に「近年評価が高まっている京都府の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

 地元の社会人から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

第2位:洛南高校

 第2位は、得票率12.9%の「洛南高校」でした。京都市南区に位置する洛南高校は、空海が828年に創設した「綜藝種智院」をルーツに持つ私立高校です。「自己を尊重せよ」「真理を探求せよ」「社会に献身せよ」を校訓としています。

 中高一貫教育の同校では、高校からは最難関国公立大学を目指す「空パラダイム」、適正に応じた国公立大学私立大学への進学を目指す「海パラダイム」の2コースを用意。2025年度の大学入試では、国公立大学京都大学東京大学私立大学同志社大学立命館大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。

第1位:立命館高校

 第1位は、得票率13.3%の「立命館高校」でした。長岡京市に位置する立命館高校は、1905年に創設された「私立清和普通学校」を前身とする私立高校です。「自由と清新」を建学の精神、「平和と民主主義」を教学理念としています。

 2025年に創立120年を迎えた同校は、中高一貫教育校として6年間を通じて段階的に探究活動を実施。また、外国人教員と日本人教員が連携して高度な英語教育を行っているほか、海外留学・研修制度も整備されています。2025年度の大学入試では、国公立大学神戸大学大阪公立大学私立大学立命館大学同志社大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。

 

【画像:ランキング19位~1位を見る】