大谷の二刀流復活劇に世界が注目した(C)Getty Images

 663日ぶりに投手復帰を果たしたドジャース大谷翔平が、自身のインスタグラムを更新し、二刀流復活を果たした喜びを投稿している。

 復帰登板は1回28球2安打1失点という内容で、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ファンはもっと多くの投球を期待していただろうが、ドジャースは彼の完全復帰を慎重に判断し、臨機応変に対応しなければならない」と記した。

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 試合後、大谷はインスタグラムに、マウンドに立つ自分の姿とブルペンでウォーミングアップする姿の写真を添え、『I’m back(ただいま)』とメッセージを投稿している。

 大谷の投稿には世界各国から5000件以上のコメントが寄せられている。その中には、映画「ターミネーター」で主演を務めた米ハリウッド俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーからのコメントもあり、劇中で発したセリフとして有名な「I’ll be back」を用いて「No more I’ll be back…you are back」(もうI’ll be backじゃない。君は戻ってきた)と、メッセージを寄せている。

 同メディアは「オオタニ自身はすでに5、6回投げられると感じているかもしれないが、ドジャースは彼を抑えなければならないだろう。数回の先発で1イニングを投げ、その後2イニング、そしておそらく4イニングと続けていくことになるだろう」と見通しを示した。

 「これはまさにオオタニの驚くべき才能を物語っている。彼は約1か月間打者として向き合ってきたが、2年ぶりの先発登板で球速100マイル(約160キロ)を超える球を投げた後、すぐにダッグアウトに戻って打撃の準備をするなんて、前代未聞だ。野球界で他にできる者はいないだろう」と驚愕した。

 「オオタニの(インスタ)投稿はドジャースファンにとっては祝福のようで、それ以外のファンにとっては脅威のように聞こえる。彼は間違いなく復活した」と、まだ完全復活ではないものの、二刀流として復活の一歩を記したことを伝えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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