シーハンが復活か。大谷とともに6人ローテ入りへ期待(C)Getty Images

 ドジャース大谷翔平が投手復帰を果たしたことで、今後、完全復帰した場合のドジャースの先発ローテーションを米メディア『FanSided』が予想している。

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 記事では「彼は並外れた打者だが、彼を史上最高の選手にしているのは、打撃と投球の両方において極めて高いレベルの能力を持っていることだ」と、投打でハイレベルな大谷の存在を称えた。

 そして「オオタニはある程度の調整期間が必要だが、オールスターブレイク前後には完全に復帰するだろうと見込まれる」とした上で、ドジャースの先発ローテを考察した。

 「オオタニを二刀流で起用できることは素晴らしいことだが、彼の存在は、ドジャースがほぼ間違いなく6人制ローテーションに移行することを意味する」とし、大谷、山本由伸クレイトン・カーショー、ダスティン・メイ、ベン・カスパリウス、エメット・シーハンの6人の先発陣を挙げた。

 記事では、今週中に25歳右腕のシーハンを負傷者リスト(IL)から復帰させると予想しており、2023年にドジャースで13試合に登板し4勝1敗の成績を挙げ「かつては有望株と目されていたが、トミー・ジョン手術を受け、2024年シーズンは全試合に出場できなかった」と記している。

 さらに「ベン・カスパリウスが先発に転向したことで、ドジャースは当面の間は6人ローテーションで戦える体制が整った」とした上で「ブレイク・スネルタイラー・グラスノーといった選手が1~2か月以内に復帰してくれることを期待しているが、それがいつになるかは誰にもわからない」と、スネルとグラスノーの復帰は不透明のままであることも付け加えた。

 それでも「オオタニの投手復帰は完璧なタイミングだった」とし、ドジャースにはヨシノブ・ヤマモト以外に完全に信頼できる投手がほとんどいない。彼が完全に調子を取り戻すまでの間、どんな形であれ期待に応えられることは、チームにとって大きな助けとなるはずだ」と、今後も「投手・大谷」に大きな期待を寄せていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ド軍25歳右腕がTJ手術から“復活”へ 大谷翔平の投手復帰は「完璧なタイミングだった」米メディアが6人制ローテを予想