ホラーの帝王スティーブン・キングの短編小説「猿とシンバル」を映画化した「THE MONKEY ザ・モンキー」の日本版予告編(https://youtu.be/-LqL-gRiX7c)とポスタービジュアルが披露された。

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本作は、「ソウ」や「M3GAN ミーガン」シリーズのジェームズ・ワンが製作を担い、ニコラス・ケイジが凶悪なシリアルキラーを演じ大ヒットを記録した「ロングレッグス」のオズグッド・パーキンスが脚本と監督を務めている。アメリカでは、アカデミー賞受賞作品「ANORA アノーラ」や「パラサイト 半地下の家族」などの話題作を手掛けたNEONが配給を担当し、今年2月に公開。予告編の再生回数が公開から72時間で1億900万回再生を超え、インディーホラーとして最高記録を更新(2025年1月24時点)し大きな話題に。マーベルの大作「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」に次ぐ2位でデビューを果たした。

映画は、父親が遺したぜんまい仕掛けの謎の猿のおもちゃを双子の兄弟が見つけたのをきっかけに、周囲で"不慮の死"が相次いで起こりはじめる。猿がドラムを叩くと誰かが死ぬと気づいた兄弟はこれを永久に葬ろうとするのだが…。これまで静かで不穏な空気のホラー作品が多かったパーキンス監督だが、本作ではまるで殺人カタログを見ているかのようなバリエーション豊かで突飛な殺戮が繰り広げられ、呪われた家族の苦難を血みどろの絶叫マシンのようなコミカルでポップな作品として創りあげており、原作のキング本人が「狂気の沙汰だ」とコメントしている。

主演は「ダイバージェント」シリーズ、「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」のテオ・ジェームズ。その脇を「シー・ハルク ザ・アトーニー」のタチアナ・マズラニー、「ロード・オブ・ザリング」シリーズのイライジャ・ウッドが固めている。

予告編は、猿のおもちゃがドラムを叩いた瞬間に壁に立てかけてあった銃が暴発し、主人公ハルが犠牲者の血を全身に浴びてしまうシーンから始まる。死を招く最凶の猿がドラムを叩くと次々と人が死んでいく衝撃の映像になっている。

日本版ポスタービジュアルは、製作のジェームズ・ワンが「この猿ほど怖いものはない」と語る気まぐれな猿のおもちゃが、血が滴るドラムスティックを掲げ、いつでもドラムを叩ける状態でこちらを見据えており、悪い予感しかしない恐怖のビジュアルに仕上がっている。

「THE MONKEY ザ・モンキー」は、9月19日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

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