
スーパーで買ったレタスの根元を室内で育てる動画がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で20万回以上再生され、2000件を超える“いいね”を獲得しています。
動画を投稿したのはのりんごさん。YouTubeチャンネル「のりんご」では家庭菜園に関するさまざまな情報を発信しています。以前は食べ終えた小松菜の根元を水栽培する動画などが話題となりました。
今回は、スーパーで購入した根がついたミックスレタス3種類の調理に使わない根元を育てていきます。
切り取った根元は、そのまま土に植える方法と、ペットボトルで水栽培する方法の2種類で育て分けます。いずれの場合も室内の窓辺にカーテン越しに置くことで、寒さ対策と日当たりを両立します。
1週間後、土栽培のレタスには成長が見られました。包丁でザックリ切られた葉の先が、再び丸みを帯びています。対して水栽培のレタスはあまり変化がありませんでした。水栽培のレタスをペットボトルから取り出すと、新しい根が伸びていないことがわかったため、液体肥料を混ぜず水だけの状態に変えて様子を見ることにします。
その後丁寧に世話をしていくと、水栽培のレタスも元気に育ちはじめました。また、土栽培のレタスは相変わらず盛んに葉っぱが伸びています。こちらは土が乾くので、およそ2週間に1回のペースで水や液体肥料を与えます。どちらのレタスも基本的に室内で育てるため、虫がつきにくいのも利点です。
栽培開始から36日後、土栽培のレタスを初収穫。39日後には、水栽培のレタスも収穫することができました。どちらもよく育っています。
今回の動画では、61日間の観察の結果、土栽培で3回・水栽培で2回も収穫できましたが、のりんごさんによると「枯れるか花が咲くまで無限に採れそうです!」とのこと。ちなみに、根がない状態で売られているレタスも栽培できるものの、根がある方が成長スピードが速いのでおすすめだそうです。
なお、収穫したレタスは、ミックスレタスサラダや梅肉乗せ、サーモンのカルパッチョなどに使いました。その他、肥料の種類や水やり・水交換の頻度など詳しい育て方については動画で確認できます。
動画のコメント欄には、「レタスの無限収穫!?」「初めて知りました」「これは素晴らしい」「こんなに採れて楽しそう」「虫が付かないのはポイント高いですね〜」などの感想が寄せられました。
のりんごさんはYouTubeのほか、X(@noringo_ringo)でも野菜や果物の再生栽培の様子を公開しています。また、書籍『YouTubeでわかる! スーパーで買った野菜・果物で家庭菜園』も発売中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「のりんご」さん

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