リンガポルタは6月から、小学5年生から中学3年生を対象とした教育用AI「モンドAI」のサービスを開始した。

モンドAI」は、従来のAIチャットとは異なり、問答式の対話を通じて自ら考える力を育成することを目的とした教育用AI。対象ユーザーは、小学5年生から中学3年生。

質問に対してすぐに答えを示すのではなく、「キミはどう思う?」といった問いかけで子ども自身に考えさせるのが特徴。対話を重ねながら段階的に答えに導くことで、思考力と理解力を育成する。

保護者向け「AI通知表」機能も搭載。AIが子どもとの対話を分析して、興味・関心・論理的思考力・創造性・才能を見つけ出し、保護者は「AI通知表」を通じて子どもの隠れた才能や関心事を発見することができる。利用状況や対話履歴の確認も可能。

健全なAI利用を促進する設計も特徴。アバターやキャラクターを使わず、文字ベースで対応するほか、「AIはツールである」ことを意識させ、人と錯覚しないような配慮も行う。従来のキーワードフィルタリングを超える高度なAIモデレーションを採用しているため、安全性は高いとのこと。

プランは、無料プランのほか、有料プラン(2,500円~/月)も用意している。
(フォルサ)

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