
【MLB】ドジャース3ー5パドレス(6月19日・日本時間20日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したパドレス戦で9回、このカード2度目となる球場騒然の“大事件”が起きた。
0−5とドジャースが大きくリードを許した9回、1死走者なしの場面で打席には、この日3安打と絶好調だったタティスJr.。メジャーデビュー戦だったドジャースのルーキー右腕リトルは、直前に初三振をマークした直後、カウント1-1からの3球目を右手首付近に死球。これをきっかけに、両軍が一気にエキサイト。ベンチから選手がなだれ込み、フィールド上には両軍がもみくちゃとなって入り乱れる大混乱が広がった。
パドレスのシルド監督が激昂しマウンドに向かうと、ドジャースのロバーツ監督も応戦。両軍監督が激しく言い合う異常事態となり、最終的には今カード2度目の警告試合となったうえ、両監督が揃って退場処分に。ロバーツ監督にとっては、6月16日(同17日)のタティスへの死球に端を発し、17日(同18日)大谷への報復とも見られる死球騒動での退場に続き、中1日あけての2度目の退場劇となった。
怒号と緊張感が飛び交う中、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスがシルド監督をなだめに入るなど、騒動はなんとか沈静化。中継映像には、事の発端となったリトルが「どうしよう…」といった様子で戸惑う姿も映され、実況が「リトルは今日眠れますかね?」と苦笑。これに解説者は「眠れないでしょう」と重ね、緊張の空気を少し和ませた。
中継の視聴者からは「乱闘きた」「やってもうた故意ではないけど」「よりによってタティス」「監督同士がやり合ってんのか」「ぎゃー乱闘!?」「後味悪い」など、怒りと戸惑い、そして“お祭り騒ぎ”のようなテンションが入り混じるコメントが相次いだ。
メジャーデビュー戦のリトルにとっては、まさかの展開で強烈な“洗礼”となったかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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