竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム「看守の流儀」(夜9:00‐10:54、テレビ朝日系)が6月21日(土)に放送される。放送を前に、竹内と共演の木村文乃北村一輝からのコメントとシーン写真が到着した。

【写真】木村文乃演じる謎深き上級刑務官・火石司

■ミステリーに人間ドラマが絡み合う“希望と再生の物語”

同作は「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家・城山真一氏による珠玉のヒューマンミステリーを、竹内主演で初映像化。竹内が情熱あふれる若き刑務官・宗片秋広を、木村が謎深き上級刑務官・火石司を演じ、北村、星野真里、小沢真珠、渡辺大、寺島進、内藤剛志、柄本明らが出演する。

石川・金沢にある“加賀刑務所”を舞台に、さまざまな事情を抱えた受刑者たちと彼らの更生に全力を尽くす刑務官たちの姿を描く感動の刑務所物語で、主人公の宗片は「受刑者を信じ」「彼らに生きる希望を与えることこそが看守の使命」という“流儀”を貫く熱き刑務官。

そんなある夜、宗片が一人の受刑者にかけた“ささやかな温情”が、刑務所の体制をも揺るがしかねない大事件を引き起こすことになる。緻密で巧妙なミステリーに濃厚な人間ドラマが絡み合い、すべての人の背中を押す“希望と再生の物語”が展開される。

■竹内&木村&北村が撮影の記憶を振り返る

受刑者たちを全力で更生に導く刑務官・宗片役に挑んだ竹内は「この作品は約2年前、東映京都撮影所で撮影しましたが、現場がとても楽しく、内容的にも興味深いテーマだったので、撮影の記憶は鮮明に残っています。刑務所のこと、受刑者の方々との接し方などを自分なりに解釈して、すごく心を込めて演じた作品なので、ようやく皆さんに見ていただけるのがとても楽しみです」と、思い入れたっぷりにオンエア直前の心境を告白。

また、約1カ月間におよんだ撮影は深川監督の演出に驚かされる毎日だったとも話し、「深川監督には役を演じることに対して、“こういう方向性もあるのか!”と、いつも現場でサプライズをもらっているような感覚でした。自分の考えに固執せず、深川監督のアイデアをどんどん自分に取り入れることでまったく考えていなかった方向へと進むことができました」と自身の刺激になった現場だったことを語った。

木村も同じく、「現場に入るまで全員がまったく違う演技プランを考えていたところ、深川監督がそっと“斜め”の方向に持っていってくださった。だからみんな口をそろえて“この作品、こんな風になるとは思っていなかった”と驚くことに。その領域まで私たちを連れて行ってくださったのは、深川監督です」と深川演出とキャストたちの熱演があいまって予想外の面白さが生まれた瞬間を振り返る。

そして北村は濃密な撮影を思い返し、「京都は東京で撮影するのとは違ってみなさんが泊まっているから食事に行く機会も増えるし、チームになりやすい。今回もそれがうまくいってみんなで合宿しているような気分でチームとして撮影できました」と、スタッフキャストが一丸となった日々を振り返った。

テレビ朝日ドラマプレミアム「看守の流儀」は、6月21日(土)夜9:00より放送予定。

テレビ朝日ドラマプレミアム「看守の流儀」より/(C)テレビ朝日