パナソニック6月17日、今夏のエアコンお手入れに関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2025年5月23日〜30日の間、エアコンを所有している20~60代の男女526人を対象に、インターネットで実施したもの。

はじめに、今年のエアコン利用開始について聞いたところ、半数以上が「利用を開始した」と回答した。

一方、今夏のエアコン試運転状況については、「試運転をすでに行った」(45%)、「まだ行っていない」(55%)という結果に。すでにエアコンの利用を開始した人においては、「試運転を行った」(72%)、「試運転を行っていない」(28%)で、およそ3割が試運転を行わないままエアコンの利用を開始したことがわかった。

今までにエアコン冷房利用を開始する際に、エアコンから"モワッと臭"を感じた経験があるかを尋ねると、7割が「経験したことがある」ことがわかった。

今年すでにエアコン冷房利用を開始した人に対し、今年のエアコン冷房利用開始時、エアコンから"モワッと臭"を感じたかを聞くと、7割以上が「はい」と回答した。

"モワッと臭"の原因は、エアコン内に溜まったホコリやゴミ、そしてカビなどだという。自宅のエアコンのカビの発生状況については、「生えているがクリーニングを手配済み」(9%)、「生えているが放置している」(17%)と、26%がカビの発生を把握していることがわかった。

一方、「わからない」(33%)と回答した人もおり、イヤなニオイを感じているものの、エアコンのカビの有無を把握していない人が3割程度いたという。

カビを放置している理由を尋ねると、「カビ掃除のやり方がわからないから」(45%)、「クリーニング業者への依頼はお金がかかるから」(40%)、「カビ掃除が面倒だから」(39%)で、知識・コスト・手間のハードルがうかがえるという。
(上和田美紅)

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