Aぇ! group・正門良規が主演を務めるドラマ「ムサシノ輪舞曲」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の最終話6月21日に放送。一途に思い続けた10年の恋がついに完結した最終話に「めっちゃ良かったー」といった投稿が相次ぎ、トレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)

【写真】正門良規“龍平”が撮影した写真を高梨臨“環”に手渡す

■10年の時を経て、片思いが動き出す

同作は、「フィールヤング」(祥伝社)で連載中の河内遙の同名漫画が原作。ピュアな恋が描かれながらも、ハグありキスあり、予測不能な衝撃の展開も巻き起こる“メロい”大人のラブストーリー。

隣の10歳年上のお姉さんを幼いころから思い続けるも、いつまでたっても“家族同然の弟”枠から抜け出せない主人公。一向に恋愛対象として見てもらえず諦めかけていたが、恋のライバルの出現をきっかけに火が付き、意を決して猛アプローチを開始。10年の時を経て、片思いが動き出す姿を描く。

10歳年上の女性を一途に思い続ける主人公・阿川龍平を正門が、そんな阿川が思いを寄せるお隣のお姉さん・武蔵原環を高梨臨が、環の弟・文太を高地優吾が、環の弟・文太の同僚で、バツイチテーラー・衣笠保を稲葉友が、環の親友・山之内毬奈を市川由衣が演じた。

■10年越しの片思いの行方は…?

カメラマンとしての道を本気で目指すことに決めた龍平は、実家を出て一人暮らしをすることに。龍平の母・なみえ(加藤貴子)からそのことを知らされた環はショックを受ける。そんな中、衣笠からムサシノの街を出て一緒に暮らすことを提案されていた環は、衣笠から早速、引っ越し先の相談をされる。

前を向いて歩き出した龍平は着々と一人暮らしの準備を進める中、やり残したことに気付き、衣笠の元へ向かう。そこで龍平は環に関する大切なことを伝えた上で、「絶対に泣かすんじゃねえぞ」と環のことを衣笠に託した。

後日、久志から龍平が撮影した自分の写真を受け取った環。その写真を見る表情はどこか浮かない。そんな環の様子を見た衣笠は、環に「美しくいられるのは僕の隣じゃない」「明日からは別々の道を生きましょう」と別れを切り出す。

そして、ついに迎えた龍平の引っ越しの日。環は、龍平に「伝えたいことがある」と言いかけるが、龍平の「幸せになって」という言葉を受けて自分の思いを飲み込む。前に進もうとしている龍平を止めたくなかったのだ。

ある日、文太が龍平にあることを伝えにやってくる。それは、環がフリーになったことだった。文太から環の様子を聞いた龍平は、一度は封印した10年越しの思いが蘇る。そして、環の元へ走り出した。

龍平が撮影した写真を手に、龍平が隣にいないことが寂しいと涙を流す環。そんな環を見て、龍平は「隣にいろよ」「俺のこと見ててよ」と告白。晴れて両思いとなった2人は口づけを交わし、笑顔で抱き合うのだった。

一途に思い続けた10年の恋がついに完結した最終話。SNSでは「良すぎて泣ける、、」「良すぎて、何度でも見られる」「みんな幸せになった!」「めっちゃ良かったー」など、多くの投稿が寄せられ、大きな反響を呼んだ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

※高地優吾の高は正しくは「はしご高」

「ムサシノ輪舞曲」最終回より/(C)テレビ朝日