東京オリンピックが開幕した1964年東海道新幹線が開業しました。その後、山陽新幹線東北新幹線上越新幹線秋田新幹線山形新幹線長野新幹線(現在は北陸新幹線)、九州新幹線北陸新幹線北海道新幹線と、多くの新幹線が運行しています。

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 今回は、そんな新幹線の中から3つの車両について紹介します。

500系

 500系は、1997年に走行を開始した車両です。ドイツのデザイナー、アレクサンダー・ノイマイスターさんによってデザインされ、世界で初めて時速300キロを実現しました。円筒形の流麗な先頭形状が特徴的で、グッドデザイン賞・ブルーリボン賞・機械工業デザイン賞に輝くなどスタイリッシュなデザインが認められた車両は、今でも多くのファンに愛されています。

 当初は東海道新幹線山陽新幹線で「のぞみ」として活躍していましたが、現在は「のぞみ」から引退し、8両編成の「こだま」として、山陽新幹線で運転されています。

E7系/W7系

 E7系W7系は、JR東日本JR西日本の共同開発で誕生しました。「和の未来」をコンセプトに製作され、車両色には日本的な気品や落ち着きを表現したアイボリーホワイトを採用。上部と帯には日本の伝統工芸である銅と、空の青さをイメージした色が用いられています。

 E7系W7系の違いは、所有者の違いになります。E7系JR東日本W7系JR西日本の所有車両です。また、車両のボディーにデザインされているロゴマークも、E7系が「EAST JAPAN RAILWAY COMPANY」、W7系が「WEST JAPAN RAILWAY COMPANY」となっています。

E5系/H5系

 E5系は、長野新幹線(当時)で走っていたE2系車両の後継として2011年に開発された車両。E2系と比べるとデザインはかなり異なっています。特徴的なのはダブルカスプ形のロングノーズ。ボディー上部は常盤グリーン、下部は飛雲ホワイト、その間の帯につつじピンクが採用されています。

 H5系E5系をベースに製作された、北海道新幹線で走行している車両です。形状は同じですが、真ん中の帯カラーが彩香パープルで、北海道とシロハヤブサをモチーフにしたシンボルマークがついています。

車両のデザインが一番かっこいいと思う新幹線は?

 数多くの新幹線が走行している中で、あなたがかっこいいと思うデザインはどの車両でしょうか。

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