美容院で髪を切る最中に美容師に話しかけられるのが苦手という、ゐさん(@irk_hrk)の漫画『話しかけられちゃうと終わる人』が2.6万いいねを集め、多くの共感を呼んでいる。

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■「へー、そうなんですか」だけじゃない、会話の「しんどさ」

行きつけの美容院でカット中、寡黙だった担当の美容師さんが「僕の地元、香川なんですけど、コンビニよりうどん屋のが多くて~」といった世間話をすることが増えた。しかし、うどんや香川に特に興味がないため「へー、そうなんですか」としか返せない。

このようなラリーにならない会話が続くと、しんどくなってしまうという。ゐさんがXに投稿すると、「わかる。お金払ってるのに、さらに気とエネルギーを使いたくない」「髪型の相談ならわかるけど、美容師さんの身の上話をずっと聞かないといけないのはなんで?」など、大きな反響が寄せられた。

この問題は美容院に限らない。例えば服屋でも、一人で見たいときに店員に積極的に話しかけられると、ゆっくり見ることができずに店を出てしまうこともある。「買わなくてはいけないプレッシャーに負けてしまうので、もう行けない」と、ゐさんは語る。一方で、「無言の空気感がいたたまれない」「他愛のない話をしてる方が楽」といった「話しかけてほしい派」も存在することも示している。

ゐさんはこのほかにも、漫画『自己肯定感が低いので人生リノベします』や、ホストに貢ぐ推し活(ホス狂)シリーズ『ブチヲと麗奈』などを描いている。

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美容師さんが話しかけてくるの苦手な人意外と多い?/画像提供:ゐ(@irk_hrk)