2025年6月16日～22日(集計期間)の「映画.comアクセスランキング」を紹介します。これは総合映画情報サイト「映画.com」において、すべての作品ページの中で、この1週間のアクセス数が多かった順の人気ランキングです。

吉沢亮と横浜流星が共演した李相日監督「国宝」が、引き続き2位に大差をつけて首位を堅持。18日(現地時間)に第27回上海国際映画祭で公式上映され喝采を浴び、李監督が舞台挨拶を行いました。また、吉沢の最新主演映画「ババンババンバンバンパイア」(7月4日公開)の完成披露試写会が17日に都内劇場で行われたほか、吉沢が21日にデビュー16周年を迎え、写真集「FOSS」が発売されることも発表されています。

2位には「フロントライン」、3位に「ドールハウス」、4位に「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」がそれぞれアップ。

5位には、20日公開の新作「28年後...」が前週の80位からジャンプアップしました。人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界を舞台に繰り広げられる死闘を描いたサバイバルホラーシリーズの第3作です。第1作以来ダニー・ボイル監督と脚本アレックス・ガーランドのタッグが復活しました。

同じく新作「ルノワール」も前週の49位から6位にアップ。長編初監督作「PLAN 75」が第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でカメラドール(新人監督賞)の次点(スペシャルメンション)に選ばれるなど、国内外で高い評価を得た早川千絵監督の長編監督第2作です。第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された本作の公開記念舞台挨拶が21日に都内劇場で行われ、主演を務めた鈴木唯、共演の石田ひかり、リリー・フランキー、河合優実、そして早川監督が登壇しました。

Prime Videoで13日から独占配信がスタートし、前週10位に再ランクインした「変な家」がさらに順位を上げて7位。間宮祥太朗と佐藤二朗が主演を務め、石川淳一監督がメガホンをとったミステリーです。

8位は「リロ&スティッチ」、9位は「リライト」で、「かくかくしかじか」が10位。新作「メガロポリス」は前週の64位から11位に順位を上げました。巨匠フランシス・フォード・コッポラが40年をかけて構想したSF叙事詩です。

「国宝」がV3 (C)吉田修一／朝日新聞出版　(C)2025映画「国宝」製作委員会