デコトラが似合う有名人アンケートの意外な結果! ずらり強面が並ぶも1位はまさかの穏やか系!!

この記事をまとめると

■「アートトラックが似合いそうな芸能人」に関するアンケートが実施された

■調査期間は2025年2月7~17日で、全国の男女から1000サンプルを回収

■誰がどんな理由で選ばれたのか、結果からわかることなどについて解説する

意外な人物もランクイン!

 インターネットリサーチを行う「NEXER」と、中古トラックを販売する「アートフレンドAUTO(https://artfriend-auto.co.jp/)」が共同で、「アートトラックが似合いそうな芸能人」に関するインターネットアンケートを実施した。調査期間は2025年2月7~17日で、全国の男女から1000サンプルを回収している。質問の内容は、以下の2点だ。

1)もっとも「アートトラックが似合いそう」だと思う芸能人をひとり選択
2)その芸能人にアートトラックが似合うと思う理由

 一般に、アートトラックとはデコトラ(デコレーショントラック)のことであり、特殊かつ独特な装飾を施しているトラックを指している。高度成長期後半頃に登場し、映画「トラック野郎」シリーズ(19741979年)によってブームになったとされる。現在では、以前のようなギンギラの派手な車両は少なくなったが、愛好者は全国に多数存在しているのだ。

アートトラックが似合いそうな芸能人ランキングTOP10

 デコトラ乗りは硬派なイメージが強く、今回のランキングにもそれは明確に反映されている。2位の哀川翔は2003年に第1作が公開された映画「デコトラの鷲」で主演を務めており、硬派なイメージもあいまってアートトラックの顔といっても過言ではない。当人は、自家用車のカスタマイズを自ら行い、アジアクロスカントリーラリーなどモータースポーツにも参戦するほどのクルマ好きだそうで、そういったこだわりがアートトラックと一致したと考えられる。

 3位の竹内 力、4位の矢沢永吉、6位の宇梶剛士、7位の長渕 剛、8位の寺島 進、同率9位の的場浩司と赤井英和は、総じて強面で慣らした芸能人だ。その言動には1本筋の通ったところがあり、兄貴分的な存在として根強いファンを持っている。芸能活動でも相応の評価を受けており、アートトラックと共通する独自性や格好よさが、支持を得た理由なのではないだろうか。

アートトラックが似合いそうな芸能人ランキングTOP10

 以上8名は、芸能人でなければいかにも硬派なトラック乗りといっても違和感がない。「なぜアートトラックが似合うと思うか」という質問の回答でも、
ワイルドなイメージ
・トラックドライバーが似合う
・トラックに乗っていると絵になる
・迫力や男気を感じる
など、トラックドライバーの理想的なイメージと、重ねて見ているような印象を受ける。

 これに対して5位の野生爆弾くっきーは、これらのカテゴリーとは少し違うようだ。確かに見た目は強面で硬派なイメージはあるものの、
芸術家である
・トラックに絵を描きそう
自由人でアートがうまい
など、芸術的な点が評価されているのだ。アートトラックのペイントに、これまでにないような奇抜なアイデアを出すのではないかという、期待感があるのではないだろうか。

 意外だったのが、所ジョージが1位に輝いたことだ。くっきーを除く他の8人が硬派、ワイルド、男気などというイメージから選ばれたのに対し、彼は趣味の多様さや遊び心といった観点から、堂々の1位を獲得している。これは、アートトラックそのもののイメージが、変化していることの表れなのかもしれない。

アートトラックが似合いそうな芸能人ランキングTOP10

 回答者に昭和世代やトラック乗りが多ければ、おそらく菅原文太愛川欽也が上位に入っていただろう。デコトラが活躍するドラマに出演していた浜木綿子や高島礼子も、ランクインをしていたかもしれない。

 しかし、世間では芸術や遊び心といった要素が、アートトラックのイメージとして定着しつつあるようだ。このことが、アートトラックの新たな形を生み出すきっかけになるのかもしれない。

アートトラックが似合いそうな芸能人ランキングTOP10

デコトラが似合う有名人アンケートの意外な結果! ずらり強面が並ぶも1位はまさかの穏やか系!!