
マイア・ケアロハと永尾柚乃が6月26日、都内で開催された映画「リロ&スティッチ」(公開中)“スティッチの日”記念イベントに、長谷川忍と共に登壇。日米の“リロ”を演じた2人が初対面を果たし、続編制作を熱望した。
同作品は、2002年に劇場公開され、全世界で大ヒットを記録したアニメーション「リロ&スティッチ」(ディズニープラスで配信中)を実写化したもの。ハワイのカウアイ島を舞台に、“愛を知らない暴れん坊のエイリアン”と“愛を亡くしたひとりぼっちの少女”の奇跡の出合いを描くハートフル・ファンタジー。
両親を失い姉と2人で暮らす少女・リロ(マイア、日本語吹替版の声・永尾)は、友達ができずいつもひとりぼっちだった。そんなある日、リロの前に破壊生物として開発されたエイリアン、別名“試作品626号”が現れる。何も知らないリロは、彼を「スティッチ」と名付けて家に連れ帰る。その出合いは、思いもよらぬ大事件とすばらしい奇跡の幕開けだった――。
■大ヒットの反響を受けて大喜び
日本語吹替版のリロを演じた永尾は、スティッチについて「スティッチはすごくモフモフでかわいくて、こっちに来てほしくて、ギューッとしたいっていうので、まとめると『モフ、かわ、来てぼしい、ギュ』ですね」と笑顔で明かし、「実際にいたら、一緒に遊びたいです! スティッチは水が嫌いなので砂場で遊びたいです」とにっこり。
また、大ヒット中の同作の反響について「(同級生らが)『感動した』とか『泣いた』とか言ってくれて、『リロとスティッチかわいかったよ』とかも言ってくさだって、すごくすごくうれしくて、学校の天井に触るくらいうれしかったです」と明かした。
一方、マイアは、日本での反響について「人気があるということは知っていました。そして、ハワイでもそうで、普段生活している中で、スティッチの耳を付けていたり、イヤリングを付けていたり、服とか、皆さんがあっちこっちでグッズを身に付けているので、ハワイでは毎日“スティッチ愛”を感じています。日本でも感じますね」と告白。
そして、日本でやりたいこととして「ディズニーランドは行きたいですし、おすしが大好きなので、本場の日本でいただきたいです。おすしは、お菓子のように吸い込むように食べてしまいます」とコメントして会場を沸かせた。
■初対面した日米の“リロ”が互いの印象を語る
リモートでは会ったことはあるが、直接対面したのは初めてという2人。永尾が「すごくかわいいですね。浴衣もすごく似合っていてきれい。お会いできてうれしいです」と述懐すると、マイアも「柚乃さんは(浴衣の)赤がとてもお似合いで、アメージングです」と笑顔を見せた。
そんな中、短冊に願いを書いて用意された竹に飾ることに。マイアは「もっと映画に出たい!」と記し、「ホラー映画に、アクション映画…。そして『リロ&スティッチ2』」と打ち明け、会場を盛り上げた。
対する永尾も「私も、『またリロとスティッチに会えますように』です」と明かし、日米の“リロ”が続編への意欲を見せた。
◆取材・文=原田健

コメント