28日(土)は、千島近海の低気圧がほとんど停滞し、低気圧からのびる前線が伊豆諸島南部付近から小笠原諸島へと南下します。一方、日本海の高気圧が本州付近に、東シナ海の別の高気圧が九州の西海上にそれぞれ移動する見込みです。
このため、北日本から西日本では広い範囲で青空が広がるでしょう。ただ、東京の島しょ部や九州南部では雨の降る所がある見込みです。南西諸島は雲が広がりやすく、所によりにわか雨や雷雨があるでしょう。
最高気温は、ほとんどの地域で平年よりも高くなり、35℃以上の猛暑日となる所もありそうです。
梅雨の明けた西日本では、暑さ指数が31以上の「危険」レベル(運動は原則中止)となる所もある見込みです。引き続き、熱中症対策をするようにしてください。また、特別の場合以外は運動は控えた方が良さそうです。

気象予報士・吉田 信雄)

28日午前9時の予想天気図。