
「Mikkeキュレーターズ・コンペティション」特別賞を受賞した銀座もとじ代表・泉二啓太のキュレーションによる特別展「考土 code -奄美-」が、東京・四ツ谷のMikke Galleryにて開催。会期は、2025年6月27日(金)〜7月14日(月)まで。
展示風景より。
「キュレーション」にスポットライトを当て、新進気鋭のキュレーターの育成、およびアーティストが活躍するフィールドの活性化を目的とした「Mikkeキュレーターズ・コンペティション」。主催のMikke Galleryは、2024年に一般社団法人Open Art LabがJR四ツ谷駅前にオープンしたギャラリーで、ウィンドウギャラリーとアーティストスタジオを併設した気鋭のアートスペースだ。
一方「銀座もとじ」は、新たな発想の展開で注目を集める呉服店。1979年の創業以来、鹿児島県・奄美大島をはじめとする日本各地の染織作家や工房、産地とともに、着物文化の美と精神を現代に伝えてきた。
展示風景より。
本展では「Mikkeキュレーターズ・コンペティション」で特別賞を受賞した「泥中の布」の第2弾発表作品のほかに、「考土(こうど)」という展覧会タイトルのもと、金井志人、 新城大地郎、高須賀活良、柳晋哉、山崎広樹、山﨑萌子ら6組のアーティストとともに、泉二のルーツである奄美という土地を作品を通して考え、ひも解いていく。
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展示風景より。
アーティストたちはそれぞれの感性で奄美の自然や文化を掘り下げながら、他の土地にも通じる普遍的な問いを投げかける。土地の「コード(code)」を読み解き、編み直すことで、過去と未来、個と地域、伝統と創造のあいだに新たな接点を見出す試みだ。
6組のアーティストが奄美でのフィールドワークをもとに制作した作品が展示される本展。土と植物が織りなす、五感に訴える染織のインスタレーション、奄美の自然と人、記憶をつなぐ試みを、ぜひ体感してみよう。
※掲載情報は6月30日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
「考土 code -奄美-」
会期/2025年6月27日(金)〜7月14日(月)
会場/Mikke Gallery
住所/東京都新宿区四谷1-4 四谷駅前ビル5F
URL/https://mikke-gallery.com/exhibition/CODE
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