
映画「ババンババンバンバンパイア」の公開を直前に控えた6月30日、原作漫画に登場する銭湯"こいの湯"のモデルとなった銭湯であり、実際に映画の撮影も行なわれた"たつの湯"(東京・練馬区)にてトークイベントが開催。吉沢亮と板垣李光人がそろって出席した。
【フォトギャラリー】「ババンババンバンバンパイア」"たつの湯"トークイベントの様子
「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさ氏の人気漫画を実写化した本作。450歳のバンパイアであり、18歳の童貞の血を求め、住み込みで銭湯で働く森蘭丸(吉沢)が、銭湯のひとり息子である李仁(板垣)の純潔を守るべく、彼の初恋を邪魔するために奮闘する姿を描く。
壁一面に描かれた富士山の絵をバックに、浴槽の前に組み立てられた台の上に吉沢と板垣が座り、洗い場に報道陣が陣取るという、なかなかないシチュエーションで行なわれたこの日のイベント。原作ファンにとって"聖地"とされるたつの湯だが、映画でも様々な重要なシーンが撮影されており、吉沢も板垣もここでのイベントに感慨深げ。板垣は、薪割りのシーンで、吉沢に薪の割り方を教わったそうで「コツを教えていただいたら、一発でできるようになりました。『(吉沢は)薪割りもいけるんだ!』と思いました。何でもやられるんだなと」と尊敬のまなざしを向ける。
以前、大河ドラマで共演経験はあるが、当時はほとんど話をする余裕もなかったという。今回は、撮影期間中はほぼ一緒にいたということで吉沢は「原(菜乃華)さんと3人でゲームをしたりしていました」と嬉しそうに明かす。ちなみに、吉沢と板垣はいまでもオンラインで一緒にゲームをする仲とのこと。吉沢が「会話しながらゲームをすることが多いです」と語ると、板垣は「(吉沢はゲームの最中は)普段よりしゃべられますね。テンションが上がってらっしゃいます」と明かし、吉沢は「普段の3倍くらい…」と照れくさそうにうなずいていた。
また板垣は、吉沢との思い出のエピソードとして、大河ドラマの撮影期間中、吉沢から私服を「かわいいね」と褒められたことを明かし「挙動不審な感じで『ありがとうございます』と返してしまって(苦笑)、後日、『変な感じですみませんでした』と謝ったんですけど、それもまた挙動不審な感じで…」と述懐。吉沢は「後日、謝られたのは覚えてます。なんで謝られるんだろう…? って(笑)。いつもオシャレで個性的なんです」と板垣のセンスを称える。さらに吉沢は板垣が開いたイラスト作品の個展にも足を運んだことを明かし「素晴らしかったです」と絶賛。板垣はそんな吉沢の言葉に嬉しそうに笑みを浮かべつつ「(吉沢は)いつか描きたいなという目をしてらっしゃいます」といつか絵のモデルになってほしいとお願いし、吉沢も「ぜひお願いします!」と快諾していた。
「ババンババンバンバンパイア」は7月4日より公開。

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