
海外掲示板reddit[http://imgur.com/gallery/c1MnO]にて、非常に珍しい野生の猫種がまとめられていた。これらのほとんどが絶滅危惧種となっており、世界に点在していることからコンプリート出会いは難しいかもしれないけれど、一度は肉眼で見てみたい素晴らしき多種多様な猫たちばかりなんだ。
関連記事:失いたくない。絶滅の危機に瀕している美しい26種の猫族
1. アンデスネコ

南アメリカのアンデス山脈に生息している野生の猫。215年現在、専門家たちによると、野生の個体はわずか2,500匹ほどしか残っていないといわれている。
関連記事:絶滅危惧種「タイガーキャット」の子ども、山火事で保護されすくすく元気に成長中(ブラジル)
彼らは滅多に姿を見せることはなく、写真に収めることができたのも奇跡だ。大きな家猫くらいの大きさで、現在飼育されているものはいない。
2. マヌルネコ

まるでファーボールみたいな毛のボリューム感が特徴的なこの丸っこいこの猫は、家猫と同じくらいのサイズ。
猫には珍しく瞳孔が細長ではなく、まん丸をしている。東ヨーロッパに生息し、ネコ科の中でも最年長の種といわれ、1,200万年も進化を遂げてきた。
関連記事:砂漠キュートな絶滅危惧種、『スナネコ』
3. スナドリネコ

水に濡れるのが嫌いなネコが多い中、このスナドリネコは水のそばで暮らすのが大好き。またネコ科の中で一番泳ぎがうまい。しかし、近年の環境破壊によりその個体数は減少している。
4. スナネコ

アフリカ、アラビア半島、西アジアに生息している。極寒の地に住むネコのように、指の間にも毛が生えており、砂漠の灼熱から守っている。ネ
コの中でも一番かわいいという説もあるほど愛くるしい顔をしている。もちろん、この説は科学的根拠というより、わたしたちの主観によるものだ。
5. マーゲイ

マーゲイはオセロットと似ているが、サイズはもっと小さい。木登りが得意で、中央アフリカから南アフリカにかけ生息している。
熱帯雨林に住み、他のネコ種と同じように夜になると狩をする。
6. クロアシネコ

とても可愛らしい、世界最小の野生ネコ種である。大人のオス猫でも、体重は約2キロほどでメス猫になると1.3キロ以下である。
最近、フィラデルフィアの動物園がクロアシネコの赤ちゃんたちを飼育し始めた。その可愛さは想像を絶するほどだ。名前が示唆するように、足の裏側は真っ黒である。
7. ハイイロネコ

生息地は中国北西部の高地(標高2,500から5,000メートル)で絶滅危惧種に指定されている。
猫属ではもっとも知られていない猫でもある。小さな鳥や、リスやねずみなどのげっ歯動物、ウサギなどを捕まえる。標高3000mの高さでも生活することができる。
8. アフリカゴールデンキャット

西アフリカ、中央アフリカの熱帯雨林に生息している野生のネコ。
色はいつもゴールデンとは限らない。目の色もシナモンから黒色まで様々だ。湿っていて密集した森を好み、川のそばによく姿を現す。
狩は夜行性で、他の猫同様、単独行動を好む。隠遁生活を送っているのではないかというくらいその姿を見ることは珍しい。
9. ボルネオヤマネコ

ボルネオ島のみに生息するボルネオヤマネコは、絶滅危惧種として指定されている。彼らはとても珍しい種で、その生態は未だ謎に包まれている。
夜行性で姿を見せるのはとても希だ。2003年から2006年にかけて科学者たちが隠しカメラをつけ彼らの行動を観察したが、たった一枚の写真しか撮れなかったくらいである。
10. カラカル

名前となっているカラカルは、黒い耳を意味するトルコ語の”karakulak”からきている。夜に狩をし、時にはアンテロープなどの自分の2倍から3倍も大きな動物を襲うこともある。
別名、砂漠のオオヤマネコとしても知られている。非常に警戒心が強く、吠えて威嚇することもある。北アフリカでは絶滅に瀕しているとされ、中央アジアやインドでも滅多に見かけることはない。
11. マレーヤマネコ

タイ-マレー半島、ボルネオ、スマトラ地域に生息している。主な餌は魚。四肢は細くて短く、指趾の間には水かきがある。
爪を引っ込めることができない。生息地域の破壊や汚染により、2008年に絶滅危惧種に指定され、現在では、わずか2500頭も残っていないと言われている。
12. ジャガランディ

小型のネコ科動物。木の上が大好きだが、狩になると地上を好む。中央アフリカ、南アフリカに生息。フロリダやアラバマでも見られる。
13. コドコド

アメリカ大陸における世界最小のネコ科動物。主な生息地は中央、南チリである。大人でも体重はわずか2~3キログラムしかない。
絶滅危惧種として認定されている。獲物は鳥やトカゲなどで、木登りが大得意。
14. サビイロネコ

インドとスリランカにしか生息していない小さなネコ。体重は約1.5キロほど。サビイロネコは樹上生活を送る夜行性の猫で、ネズミ、鳥、トカゲなどを主な餌とする。
15. パンパスキャット/コロコロ

アルゼンチン中央部に広がる樹木の少ない広大な平原、パンパスが名前の由来である。草原、灌木地、標高約4800メートルの森などに生息している。
その生態について多くは知られていないが、エサは鳥やネズミやリスなど。時には家畜の鶏を襲うこともあるという。

コメント