
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」最終話で、シャリア・ブル(CV:川田紳司)のシャア・アズナブル(CV:新祐樹)に対する“本当の思い”が明らかに。妙に具体的な未来予想図が、視聴者から「逆シャア見たな」「それ正解(逆シャア)」とネタにされている。
【映像】シャリアの未来予想がやけにリアル(13分27秒ごろ〜)
一年戦争の間、シャリアはシャアのマヴとして、ともに戦場を駆け抜けた。行方をくらましたシャアを探し続けているのは、忠誠心の強さゆえと思われていたが、最終話でシャリアの真意が判明した。
キケロガに乗ったシャリアは、なんとシャアの赤いガンダムに攻撃を仕掛けた。「すでにザビ家なきジオンの後には、アルテイシア様を擁立する準備が整っております!」と明かし、実はシャリアの目指す未来にとってシャアは危険な存在だったらしい。「私にはわかる!あなたがジオンを率いるのは危険だ!いつかキシリア様のように地球に住む人類の粛清にたどり着く!あなたのまとう虚無がそう言っている!」と語った。
「地球に住む人類の粛清にたどり着く」とは、やけに具体的な未来予想だが、このセリフから映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(1988年公開)を連想したガンダムファンは多いはず。同作品では、ネオ・ジオン総帥となったシャアが、地球に住む人類を粛正するべく小惑星を落下させようとする。
「逆襲のシャア」を彷彿させるシャリアのセリフに、ネット上で、「逆シャア見たな」「ヒゲマン、それ正解(逆シャア)」「シャリア・ブルまじでシャアの最大の理解者だった」といった反響が巻き起こった。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどを手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映中だ。
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