北山はリーグトップの防御率1.15をマーク(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本ハム7月1日ソフトバンク戦(東京ドーム)に0-1の完封負け。
 
 日本ハム北山亘基ソフトバンク有原航平の好投手どうしとあって、投手戦となる中、1点を奪ったのはソフトバンクだった。

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 6回に現在首位打者柳町達に無死一、二塁から犠打を命じ、一死二、三塁の形を作ると4番の中村晃がしっかり犠飛を決め、先制。虎の子の1点を守り抜き、投げては先発の有原が今季自己最多の11奪三振日本ハム打線を封じ、5勝目をマークした。

 一方、敗戦投手となったものの、北山もしっかり試合を作った。失点は6回の中村晃の犠飛のみ。8回1失点としっかり試合を作り、今季はこれですでに4完投を達成。再び規定投球回にも達して、防御率1.15はリーグトップの成績となった。

 今季がプロ4年目、先の交流戦6月19日の巨人戦(東京ドーム)では9回一死までノ―ヒットノーラン、9回でも150キロ超えのタフネスさも大きく注目を集めた。
 
 今季のチームは先発完投の選手が多く出ていることも着目されているが、すでに4完投と先頭に立ってチームを引っ張っている。

 北山の快投にはファンの間からも「最優秀防御率、狙えるな」「やっぱり、すげーな」「たとえ勝ちがつかなくても北山がすごいことに変わりはない」「本当にドラフト8位?」「安定感増してきてるし、エース格な存在」など下位入団ながら、しっかりチームの力になっていることをたたえる声も上がっている。

 これでソフトバンクとは2差、今後も厳しい夏場の戦いが続く。背番号57の投球シーンに引き続き、注目が集まっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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