
今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2025年7月4日(金)~7月6日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。354万人(※2025年7月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『ババンババンバンバンパイア』。
【写真を見る】『ババンババンバンバンパイア』完成披露試写会で吉沢亮が板垣李光人への溺愛ぶりを明かした
■1位は吉沢亮が銭湯で働く美しきバンパイアを演じる『ババンババンバンバンパイア』
奥嶋ひろまさの同名コミックを、吉沢亮を主演に迎えて実写映画化した『ババンババンバンバンパイア』が堂々1位に。監督は『一度死んでみた』(20)の浜崎慎治が務め、共演に板垣李光人、原菜乃華を迎える。同じく主演映画『国宝』もメガヒット中の吉沢だが、本作を観れば演技のフリ幅にも驚かされそう。
銭湯で働く蘭丸(吉沢)は、450歳のバンパイアだ。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸は、銭湯のひとり息子であるピュアボーイ、立野李仁の純潔を見守っている。ところがある日、李仁(板垣)がクラスメイトの篠塚葵(原)にひと目惚れをしてしまう。李仁の初恋が成就してしまえば、童貞喪失の危機なので、蘭丸はあらゆる手を使い、李仁の初恋を阻止しようとする。
MOVIE WALKER PRESSでは、吉沢、板垣ら主要キャストや監督登壇の完成披露試写会などを取材。吉沢が板垣に「李仁への愛を大切にしていました」と、役柄同様に板垣を溺愛していたことを明かし、会場は色めき立った。
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■2位はJO1の胸熱ドキュメンタリー映画第2弾『JO1 THE MOVIE「未完成」-Bon Voyage-』
オーディション番組を通じ結成されたボーイズグループ、JO1に密着したドキュメンタリー映画第2弾『JO1 THE MOVIE「未完成」-Bon Voyage-』が僅差で2位にランクイン。2020年3月のデビューから結成5周年を迎えたJO1の5年間の歩みと、念願のワールドツアーや東京ドーム公演までの姿を映しだす。
前作公開から3年が経ち、デビュー当時から常に「Go to the TOP!」を掲げてきたメンバーたちが、夢を着実に実現していくなか、彼らが胸の内に秘めていた想いや、ファンとの絆が描かれた作品となっている。
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■3位は阿部寛主演、予測不能なマネーサスペンス映画『キャンドルスティック』
今年芸能生活40周年という節目を迎える阿部寛が、元天才ホワイトハッカーを演じる日本×台湾共同製作映画『キャンドルスティック』が3位。共演に菜々緒、津田健次郎のほか、台湾の人気俳優、アリッサ・チアやリン・ボーホンを迎える。メガホンをとったのは、GUCCIやUNIQLOなどの広告映像ディレクションやMVなどを手掛け、本作が映画初監督となる米倉強太。
ハッキングによる株価操作の罪で刑務所に収監されていた天才ハッカーの野原(阿部)の前に、FXトレーダーの杏子(菜々緒)が現れる。一方、サイバー大国、台湾のリンネ(チア)は、野原の卓越した技術を利用し、FX市場で巨額の利益を得ようと企む。その作戦とは、金融取引の番人である「AIを騙す」ことだった。
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■4位はリバイバル上映されるスタジオジブリの長編アニメーション『海がきこえる』
氷室冴子の同名小説を、スタジオジブリの若手スタッフたちによって、1993年にテレビ放送用に製作された長編アニメーション『海がきこえる』が4位。映画やドラマ、アニメのレビューサービスFilmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトで、7月4日(金)より3週間限定で全国リバイバル上映される。
高知の名門私立で中高六年間を過ごした杜崎拓は、東京の私大に合格、無事ひと学期を終え、帰省のため高知行きの飛行機に乗り込んだ。機内でクラス会の通知を眺めながら、彼は武藤里伽子と出会った“あの夏”を思い出す。
■5位はオダギリジョー主演、第27回上海国際映画祭審査員特別賞受賞作『夏の砂の上』
松田正隆による読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞の傑作戯曲を、劇作家で映画監督の玉田真也の監督、脚本で映画化した映画『夏の砂の上』が5位に。主演は共同プロデューサーも務めるオダギリジョーで、高石あかり、松たか子、満島ひかりら実力派キャストが揃った本作は、第27回上海国際映画祭で、日本映画として23年ぶりに審査員特別賞を受賞した。
長崎で、幼い息子を亡くした喪失感で、働きもせずふらふらしていた小浦治(オダギリ)は、妻の恵子(松)と別居中だ。ある日、妹の阿佐子(満島)が17歳の娘、優子(高石)を連れて訪ねてくる。阿佐子から、自分1人で博多の男の元へ行くから、優子を預かってほしいと頼まれた治は、姪との同居生活を始めることに。
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も「ムビチケデジタルカード」で、ムビチケ前売券を購入すると、もれなく「オリジナルスマホ壁紙」もプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は7月3日(木)まで。
以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。コミカルなファンタジーやライブフィルム、予断を許さないマネーサスペンスや懐かしのアニメ映画、心に染みる人間ドラマと、今週もバラエティあふれるラインナップとなりました。ぜひ週末は、みたい映画を大スクリーンで存分に楽しんでください。
文/山崎伸子
※高石あかりの「高」は正式には「はしご高」

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