トリビア③「ニオイが個人情報に!?」

「カレーに牛乳は逆効果!?」自分の体臭確認法から意外な常識まで…今日から役立つ“ニオイの最新雑学”をプロが解説の画像一覧

男性版フェムテック=「メンテック」という言葉が浸透しつつある。メンテックの課題のひとつが体のニオイケアだ。今回は、実践できる&読めばためになる、ニオイ関連の最新雑学をピックアップ!最新のニオイ情報を勉強してしっかり対策しよう!

トリビア①「自分のニオイを知るには?」

トリビア①「自分のニオイを知るには?」⇒ 鼻をリセットするのがポイント

一日、または一晩着たシャツや下着をビニール袋に入れ、一度外の空気を吸って嗅覚をリセットしてから、ビニール袋の中のニオイを嗅ぐと、自分のニオイがわかる。そのときの心身の調子もニオイに影響するので、ニオイが強い場合もあれば、あまりニオイがしない場合もある。より正確に知りたいなら定期的なチェックを。

トリビア②「カレーに牛乳は逆効果」

トリビア②「カレーに牛乳は逆効果」⇒ 油分と乳製品の組み合わせはNG

にんにくなどニオイが強いものを食べた後、牛乳を飲むとニオイが軽減されるといわれている。しかし、カレーを食べた後に牛乳を飲むのはNGだ。カレーのような油分が多いメニューを食べた後に牛乳や乳製品を摂取すると、牛乳と油が反応して余計にニオイが強くなってしまうのだ。他の消臭アイテムを使おう。

トリビア③「ニオイが個人情報に!?」

トリビア③「ニオイが個人情報に!?」⇒ 遺伝子が同じでもニオイは異なる

人の体から発せられるニオイには明確に個人差がある。遺伝以上に、生活習慣や好みなどのほうが大きく関係するため、たとえ双子であっても全く同じニオイにはならない。皮膚ガスは800種ぐらいあり、現在解き明かされているのは数十種。もし研究が進んだら、将来的に皮膚ガスが個人情報として使われる可能性があるそう。

「教えてくれたのは:東海大学理学部化学科教授 関根嘉香 先生」 皮膚ガス・体臭の分析、アジアの大気環境、室内空気汚染の改善について研究。メディアや著書などで皮膚ガスについて解説を行う

教えてくれたのは
東海大学理学部化学科教授 関根嘉香 先生
皮膚ガス・体臭の分析、アジアの大気環境、室内空気汚染の改善について研究。メディアや著書などで皮膚ガスについて解説を行う。

取材・文/金山 靖 イラスト/ヤマサキミノリ

「カレーに牛乳は逆効果!?」自分の体臭確認法から意外な常識まで…今日から役立つ“ニオイの最新雑学”をプロが解説