
韓国発のホラーコメディ『ハンサム・ガイズ』が10月3日(金)より公開となることが決定。あわせて、15秒予告編、スチール画像が解禁となった。
【写真を見る】スプラッター×コメディ常識破りの怪作を韓国リメイク『ハンサム・ガイズ』15秒予告が解禁
カナダ映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』(10)を14年の時を経て、韓国でリメイクした本作。『タッカーとデイル』はスプラッターとコメディという異色の要素を見事に融合させ、世界中を笑いの渦に巻き込んだホラーコメディの代表格。日本でも2012年に公開され、ホラーファンを中心に熱狂的な支持を集めた。本作は、原案の物語をベースとしつつも、オカルト要素や韓国映画らしい皮肉描写などを追加し、よりコミカルに仕上がっている。本国公開時には、観客の高評価と口コミの後押しもあり、大きな話題を呼んだ。
メガホンをとるのは、これまで数々の映画で助監督として演出力を磨いてきたナム・ドンヒョプ。その長年の蓄積が今作で存分に発揮され、鮮烈な長編デビューをはたす。そして舞台や映画で共演経験もあるイ・ソンミンとイ・ヒジュンがW主演を務める。『ソウルの春』(23)、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(18)など真面目な役柄で知られるソンミンは、今作で強面ジェピルとして大変身を遂げる。映画『KCIA 南山の部長たち』(19)やNetflixドラマ「殺人者のパラドックス」のヒジュンが演じたのは、筋骨隆々の見た目に反して、心優しく臆病なサング。韓国を代表する名優2人が、息のあった掛けあいで観客を爆笑へと誘う。ヒロイン役には、映画『おひとりさま族』(21)やNetflixドラマ「悪縁(アギョン)」で知られるコン・スンヨン。さらに、地元警察コンビ役でパク・ジファン、イ・ギュヒョンが登場する。
人が死ぬのに笑える常識破りの怪作は、韓国でどのようにリメイクされているのだろうか?実力派俳優たちによって磨き上げられた爆笑必至のホラーコメディに期待が高まる。
文/鈴木レイヤ

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