静岡県は、東西に長く広がる地形が特徴の県です。県内には、日本の象徴ともいえる「富士山」や、穏やかな水面が広がる「浜名湖」など、全国的に知られる観光名所が点在しています。

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 ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、静岡県に住む60代以上を対象に「本当に住みやすいと思う静岡県の街は?」というテーマでアンケートを実施しました。

 地元に住む60代以上から「本当に住みやすい」と票を集めた静岡県の街は、どこだったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう!

第2位:静岡市葵区

 第2位に選ばれたのは静岡市葵区」でした。葵区は、静岡市にある3つの行政区の中で最も面積が広く、多彩な魅力を持つエリアです。区の南部は市街地として発展しており、静岡県庁や静岡県警察本部などの行政機関が集まる県政の中心地。一方、北部は南アルプスの豊かな自然が広がり、山々や渓谷などの美しい風景が楽しめる地域です。

 また、徳川家康が晩年を過ごした「駿府城」があることで知られ、城跡を整備した「駿府城公園」は、市民の憩いの場として親しまれています。都市機能と自然、歴史が調和する静岡市葵区は、便利さと暮らしやすさを兼ね備えた街として票を集めました。

第1位:浜松市中央区

 第1位に選ばれたのは浜松市中央区」でした。浜松市中央区は、2024年1月1日に旧・中区、東区、西区、南区、北区の一部(三方原地区)が合併して誕生した新しい行政区です。中央区はその名の通り浜松市の中心部に位置し、JR浜松駅をはじめとする主要な交通拠点が集まるエリア。東海道本線遠州鉄道、さらには東名高速道路国道1号線など、県内外へのアクセスにも優れており、市の「玄関口」として重要な役割を果たしています。

 また、浜松市中央区は、楽器メーカーの「ヤマハ」や自動車・バイクメーカーの「スズキ」など、グローバルに活躍する企業の拠点がある、世界的な企業が本社を構えるエリアです。さらに、農業・水産業もさかんで、たまねぎジャガイモといった野菜の栽培が行われているほか、浜名湖では全国的に有名な「うなぎ」の養殖も行われています。都市機能と自然、産業が共存する浜松市中央区に住みやすさの面で高い評価を得るのも納得ですね。

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