オハヨー乳業は2025年7月1日、「免疫」に関する意識調査・アンケート調査の結果を発表した。同調査は2025年5月27日、20代以上の男女400名を対象にインターネットで実施した。

調査結果のポイントは以下の通り。

1つ目は、免疫といえば「高める」が多数派。約7割が“免疫の過剰反応”を知らないという結果に。

「免疫」と聞いて思い浮かべるキーワードを尋ねたところ、8割が「免疫を高める」と回答。「免疫を調整する」、「免疫が過剰になる」と答えた人は1割にも満たない結果になった。さらに、免疫には“低下”と“過剰”の両面があることを知っている人は3割という結果に。

2つ目は、「風邪だと思っていた症状がアレルギーの可能性あり」を知っている人は半分程度にとどまるということ。

「免疫の過剰反応」がアレルギーの原因であることを知っていた人は半分に満たない結果になった。また、風邪のような症状がアレルギーの可能性であることを知っていた人も半分程度となった。


3つ目は、ヨーグルトは「免疫を高めるもの」と認識されがち。だが、“調整作用”は知られていない。

ヨーグルト乳酸菌が免疫に与える効果」については、「免疫力を高める」が7割と圧倒的。一方、「免疫を整える(過剰反応を抑える)」と回答した人は1割にとどまった。「ヨーグルト=免疫」の認知は浸透しているが、あくまで「免疫力向上」のイメージにとどまっているようだ。


4つ目は、日常的な体調管理に、「免疫調整」を意識した食事が必要だと感じる人は7割以上に。

一連の設問を通して、「今後は免疫を高めるだけでなく、免疫を整えることも意識したい」と答えた人は7割にのぼり、多くの人が“一過性の感染症”予防や“免疫力低下の対策”だけでなく、“体調のベースづくり(免疫調整)”としてのヨーグルト乳酸菌摂取の重要性に気づき始めていることがわかった。

「なんとなく不調」を引きおこす可能性のある“隠れアレルギー”だが、実は、日光を浴びる機会が少ない梅雨にこそ要注意。日光を浴びることで体内に生成されるビタミンDが、梅雨の時期は不足するのだ。「ビタミンDといえば骨を丈夫にする栄養素」という認識が一般的だが、実はビタミンDは「免疫調整」の機能も担うと言われている。
(花音)

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