【映像】“38試合ぶり&投手復帰後初” 大谷の爆速盗塁シーン

MLBドジャース 5-4 ホワイトソックス7月2日・日本時間3日/ロサンゼルス)                 

【映像】“38試合ぶり&投手復帰後初” 大谷の爆速盗塁シーン

 ドジャース大谷翔平投手がホワイトソックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。9回裏の劇的なサヨナラ勝ちのきっかけは、大谷の“1ヶ月以上ぶり”となるあのプレーだった。

 2-4ドジャースが2点を追っていた9回裏、無死満塁のチャンスで大谷はセカンドゴロを放ち、併殺崩れの間に三塁走者が生還。1点差に詰め寄ると、1死一、三塁でベッツの犠牲フライが飛び出し、試合はついに4-4の同点に。そして、2死一塁となったところで、大谷が意表を突くスタートを切った。

 5月20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦以来、実に38試合ぶりとなる盗塁。投手復帰後初でもあり、今季12個目となるスチールは見事成功し、球場はどよめきに包まれた。

 中継の視聴者からは「久々みたな」「これは価値ある」「余裕でセーフ」「常識を超えてきた」「めっちゃクイックやったな」など、驚きと称賛の声が相次いだ。

 二塁に立った大谷は、相手二塁手のソーサと笑顔で軽く言葉を交わす場面も。勝負どころでもその表情は柔らかく、余裕さえ感じさせた。

 そしてこの走塁が呼び水となったかのように、次打者スミスが四球で出塁。2死一、二塁と再びチャンスを広げると、フリーマンが初球をライト前に弾き返し、二塁走者の大谷がホームイン。ベテラン、カーショー投手の3000奪三振が決まったメモリアルゲームで劇的なサヨナラ勝ちが決まり、球場は歓喜に包まれた。

 決して派手ではないが、確実に勝利を呼び込む“一歩”。大谷の一瞬の決断が、チームに大きな流れをもたらしたワンプレーだった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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