河合郁人がMCを務める音楽番組「うたたま。」(毎週木曜夜11:00-12:00、CS放送、TBSチャンネル1)の7月31日(木)放送回に中島健人がゲストとして登場する。河合と中島が収録を振り返る対談型インタビューが公開された。

【写真】過去の自分は「“出過ぎた杭”だったと」語る中島健人

■河合郁人がMCを務める音楽トーク番組「うたたま。」

好奇心の権化・河合が、いま逢いたいアーティストをゲストに迎え、自身の日常で感じた「いま逢いたい・いま知りたい」を深掘りする音楽トークバラエティー「うたたま。」

今回は河合と公私にわたって交流がある後輩・中島が登場。先輩後輩ならではの関係性や、お互いの意外な素顔、これまで語られることのなかったエピソードが明かされる。さらに、番組恒例の音楽トークでは、中島がこれまでのキャリアで感じてきた葛藤や、グループ活動の裏話、さらに現在の自分自身についても本音を語る。

■中島健人「河合くんは本当に愛情の深い方」

――今回は後輩でもある中島さんをお招きしましたが、いかがでしたか?

河合:いろいろな話が聞けてすごくうれしかったですし、「あの時、中島健人はどう思ってたんだろう?」という部分も本人の口から聞けたのは、僕にとってもすごく新鮮でした。番組を通して本人の本音や、普段あまり表に出さない部分まで聞くことができて、僕自身もスッキリしたし、納得できた部分が多かったですね。

だからこそ、視聴者のみなさんにも今まで見たことのない“ケンティー”の姿や、彼の新しい一面、思いがけないトークがきっと届くんじゃないかなと思っています。

中島:僕もたくさん話せて本当にうれしかったです。これまで、こういう場で自分の過去のことや、当時の素直な気持ちをここまで語る機会ってなかなかなくて…。

今回は河合くんがすごく自然に話を引き出してくれたので、気負わずにリラックスして自分の言葉で語れた気がします。これまで見せてこなかった部分も素直に話せたので、そういう意味でも、自分にとっても大事な時間になりました。

――中島さんにとって河合さんはどんな存在ですか?

中島:昔から後輩に対してとても真剣に向き合ってくださる先輩で、自分が不安定な時期や尖っていた時も、決して否定せず、むしろさりげなく背中を押してくれる存在でした。

今思えば、それが本当にありがたかったなと感じています。先輩だけど、家族みたいな安心感があって、すごく心強かったです。

――河合さんと中島さんは以前からよく交流はあったのでしょうか?

中島:河合くんが僕の出演した映画をわざわざ観に来てくれていたみたいで、そのことを後で知って、すごく嬉しかったんです。YouTubeで熱く語ってくれているのも観て、「本当に愛情の深い方だな」と思いましたね。

昔から後輩への言葉や教育もすごくしっかりしていて、僕自身もアドバイスをもらったことがあります。実は自分が少し尖っていた時期にも、冷静に見守ってくれていたなと感じていました。今回はそういう人と、改めてしっかり話せるのが本当に楽しみでした。

河合:「黒崎くんの言いなりになんてならない」をやっていた時は尖ってたよね(笑)。舞台の打ち合わせでも、健人が自分のやりたいことやイメージにすごくこだわっていて、かなりモードに入っていた時期があって。

その時、僕が先導して「じゃあ、健人がそういうことをやりたいんだったら、こういう方向でスタッフさんと話してみよう」と現場の空気を作ったり、本人のアイデアをちゃんと汲み取って実現できるように動いていました。後輩の“やりたい”っていう熱い想いを大事にしたいと常に思っていたので、あの時は自分もすごく刺激を受けましたね。

中島:当時の自分は本当に“出過ぎた杭”だったと思うんです(笑)。やりたいことを主張しすぎて周りを困らせてしまうこともあったし、自分でも振り返ると恥ずかしい部分もあります。

でも、河合さんはそういう自分を自分のやりたいことをちゃんと言えるって、すごくかっこいいことだよって肯定してくれたんです。先輩からそう言われるのは本当に心強かったし、すごく救われました。

河合:周りが「いや、それは違うだろ」みたいな空気になっちゃうことも正直あったんだけど、でも、やりたいことが明確な“尖り方”はむしろ大切だと思っていたし、そこはちゃんと拾ってあげたいなと感じていました。

――今回の共演で、新たに知ったお互いの一面やエピソードはありましたか?

河合:演出や振付にまで健人が自ら挑戦していたのを見て、本当にやる時は100%どころか、それ以上のものを必ず返してくれる人なんだなと改めて思いました。

ゲストの方も健人は“1”を“2”にも“3”にもして返してくれると言っていましたけど、まさにその通り。いざという時の集中力と表現力には、いつも驚かされます。

中島:河合くんは、「ザ少年倶楽部」時代からずっとゲストや後輩の魅力をしっかり引き出してくれるプロフェッショナルだなと感じていました。

話を止めずに、どんな時も自分が語りやすい雰囲気を作ってくれるんです。今回の番組でもその安心感があったからこそ、僕もリラックスしていろんな話ができました。

――最後に、今回の番組のイチオシポイントと、視聴者へのメッセージをお願いします

中島:河合くんのギター演奏シーンも見どころだと思います。それぞれの素が出ている瞬間が多いので、ぜひそこも楽しみにしてください。

河合:やっぱり今回の“中島健人”が、ある意味この番組の一番のイチオシです(笑)。ここまで長く、深く話すことって他の音楽番組でも本当にないので、僕自身も話し終わった瞬間、「この話、他の番組では言わないでほしいな」と思ったくらいで。

一緒にものづくりをしている方のコメントや、その場で生まれた空気感もすごく面白いので、ぜひ注目していただきたいです。新しい一面を感じてもらえたら嬉しいです。

「うたたま。」より/※提供画像