「メイドインアビス」「わたしの幸せな結婚」などで知られるキネマシトラスの15周年記念作品として制作が発表されているオリジナルアニメ―ション「さよならララ」が、テレビアニメとして2026年に放送されることが決定した。主人公のララ役を菱川花菜が務めることも明らかになっており、ティザーPVとティザービジュアル第2弾が公開された。
童話「人魚姫」を題材とする同作では、かつて人間の王子との禁断の恋に落ちるも、成就することなく泡となって海に消えた人魚姫・ララが、200年後の琵琶湖によみがえり、"本当の愛"を探す物語が描かれる。キネマシトラス所属の演出家・アニメーターで、物語の舞台となる滋賀県の出身である小出卓史が監督に初挑戦する。
ティザーPVには、ララの生い立ちや王子との出会いの場面などを収録。「私……愛してしまったの」というララのボイスも初披露されている。ティザービジュアル第2弾は、キャラクターデザインを務める谷紫織が作画を、イラストレーターのMONが着彩を担当。悲しげな表情で涙をこぼすララが描かれている。また、主人公・ララの人魚姫の姿を描いたビジュアルも披露されている。
このほか、シリーズ構成を実写ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」の川原杏奈が担当することも明らかになった。
菱川からのコメント全文は以下の通り。
【菱川花菜(ララ役)】
ララ役を務めさせていただきます、菱川花菜です。
オーディション資料のなかにあった絵コンテを見て、役者としてももちろんですが個人としてもこの作品に惹かれ、あの世界にどうしても入りたいと思いました。
選んでいただいて、ララとして生きられることが本当に本当にうれしいです。みなさんと一緒に楽しく駆け抜けたいと思います。みなさま、これからよろしくお願いします!!
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