
「メモの取り忘れ」「会話の聞き逃し」はテキスト化で解決だ!!
「これ、録っといたほうがよかったな……」。そんな後悔は、仕事でも日常生活でもけっこうあります。会議中の何気ない発言とか、ふと誰かが話した面白いネタとか。「あの話って、どんなものだったっけ?」って思い出せないとき、全チャンネル録画機のタイムシフト再生のように、時間をさかのぼって再生し直せたらいいのにってつくづく思います。
でも、録音は聞き返すだけでも時間がかかりますよね。会話が途切れているところもあるし、上手く聞き取れない箇所もあったり…。テキストであれば検索や要約などでこの負担が軽減されます。「録ったのに活用できない問題」を、テキストで残すというアプローチで解決してくれる製品を紹介しましょう。
「Zenchord 1」は、クラウドベースの“AI文字起こし”で有名なNottaが手がけたハードウェアです。耳にかけるイヤホンと、机に置くケース型のマイクがセットになっていて、自分の声と周囲の声をまるっと拾って、文字として認識/保存してくれます。
この時点でちょっと便利だって思いません? 文字になってれば、あとから検索できるし、重要なところを要約して共有するのも簡単です。会議の議事録としてはもちろん、アイデアメモを残したり、日記代わりにするのにもぴったりです。
録音機はこれまでもさまざまな製品がありました。“文字として残せる録音機”という新ジャンルを作るのが「Zenchord 1」です。
Zenchord 1は使い勝手がいいイヤーフック型のイヤホンとして、普段は音楽や動画を楽しむために活用、会議や通話ではテキストを文字として残せる二刀流デバイスでもあります。そんな“日常をテキストで保存できる”不思議なデバイス、実際に使ってみて感じた魅力を項目別に紹介していきます。
Zenchord 1を購入するメリット
注目ポイント(1)
「AI文字起こし」をいつでも持ち歩ける
ここ数年、AIを使った文字起こしが注目されています。だいたいはスマホアプリだったり、PCでしか使えなかったり。「出先でもサッと録って、あとで読めたらな~」と思ってた人、多いんじゃないでしょうか。
Zenchord 1は、そんな夢を叶えてくれる存在です。耳にかけるだけで自分の声を録音、しかもそれが自動でアプリに送られてテキスト化してくれます。Nottaのエンジンは精度が高いことでも知られています。くだけた内容の話し言葉でも誤認識は少ないですし、後から検索やタグ付けもできるため、「録ったけど探せない」なんてことも起こりにくいと思います。
また必要に応じて元の音声にもアクセスできるので、テキストを目安に該当する部分を探すのも簡単です。
たとえば、上司から急な電話がかかってきて、外出先だったのでメモを持ち歩いていなかった。込み入っていて大事な内容だったので、詳細は忘れたくない。そんなとき、Zenchord 1を装着していれば安心。通話内容を録音して、テキストとして残せるので、「あの人、何言ってたっけ…」と、後で頭を抱えることもありませんよ。
注目ポイント(2)
「誰でも使える」がちゃんと考えられている
ガジェットは、使いこなせれば便利そうに感じられるけれど、とっかかりというか、使い始めがややこしくて悩むと途端に使うのが面倒になってしまいます。その点、Zenchord 1は非常に直感的で簡単に使い始められます。
特にすでにNottaのサービスを利用していてスマホにアプリを入れているような人であれば本当にあっという間に日常生活の文字起こしができるようになります。最初にイヤホンをアプリとペアリングしておけば、あとはほぼアプリの録音ボタンを押すだけ。録音も文字化も全部自動できて、ほんと、ほったらかしでOKの感覚です。
音声はイヤホン内蔵のマイクだけでなく、充電ケースに内蔵したマイクを使っても記録できます。通話などで自分の声を録る際はイヤホン、会議などで周囲の音はケースをスッと差し出して録音。デバイスの役割も明確だから、考えずに使っても自然と精度が上がるようになってます。
操作も迷わないし、アプリもスッキリしてて使いやすい。「テクノロジーに詳しくない人」こそ、この手軽さはありがたいはず。会議での議事録、通話のメモ、友だちとのおしゃべりの記録……いろんな場面で、誰でもすぐに使えるって、かなり大事なポイントだなと思います。
注目ポイント(3)
耳をふさがない、ずっと着けていられる
Zenchord 1を使い始めて、これいいなぁと思った点が装着感の良さ。「着けてる感覚がない」ことでした。
イヤーフック型で耳をふさがないので、ずっと装着してても圧迫感がない。長時間つけていても耳が痛くならないのはかなり大きなメリットです。しかも、動いてもズレにくい。通勤中でも、立ちっぱなしの作業中でも気にならない。
音もいいと思います。ハイレゾワイヤレス(LDAC)対応だから、音楽を聴くときも普通に高音質。録音専用じゃなく、「ふだん使いのイヤホン」としてもちゃんと成立してるんです。
録音デバイスって「使うときだけ持ち出す」感じが多かったけど、Zenchord 1は常に耳にある感じ。音楽も聴けて、会話も録れて、何かあったら文字に残る。そんな“耳の中のメモ帳”みたいな存在です。
購入時に注意したい2つの側面
メガネの人はちょっと気になるかも
イヤーフック型のZenchord 1、めちゃくちゃ軽くて快適なんですがメガネをかけてる人はちょっと注意が必要です。
耳の上に引っかける形になるので、フレームが太めだったり、耳のカーブが合わなかったりすると、若干フィット感に違和感があるかもしれません。
しっかり使うなら有料プラン推奨
Zenchord 1の魅力は、文字に起こしたデータをあとから検索したり整理したりできるところ。でも、その機能をフルで使いたいなら「Notta Pro」への加入が前提になります。
無料(フリー)プランでは、録音時間や保存量にだいぶ制限がかかってしまうので、会議や授業など“がっつり録る”シーンが多い人は、月額(プレミアム)プランに入っておいた方が安心。
つまり、本体だけで完結するガジェットではなく、「ハード+クラウドサービス」のセットでこそ真価を発揮するタイプ。価格面を含めて、そこはしっかり確認しておくと後悔しないと思います。
録音を文字として残せば、確認も再利用も圧倒的に効率的になる
Zenchord 1は、「聞き逃したくない話」を、ちゃんと記録に残すためのツールです。例えばビジネスの会議や商談、インタビュー、大学の講義やゼミ、あるいはオンラインでの勉強会など──あとから見返したいと思う場面って意外と多いものですよね。
これまでも録音という手段はありましたが、聞き返すのに時間がかかるし、どこで何を話していたか探すのが一苦労。Zenchord 1はそこを“文字で残す”ことで解決してくれます。真の「シゴデキ人間」になれるデバイス、それがZenchord 1と言えるかもしれません。
自分の声はイヤホン、相手の声はケース型マイクが拾ってくれるので、複数人が話すシーンでも精度の高い文字起こしが可能。録音した内容は自動でアプリに送られ、検索や整理もしやすい状態で保存されます。
会議の議事録、講義ノートの補助、取材メモ、通話記録など、「あとから使いたい情報」だけを、しっかりテキストで残しておける──これがZenchord 1の本質的な価値です。
さらに、耳をふさがないイヤーフック型で、装着感も良好。音楽やポッドキャストも楽しめるため、ふだんのイヤホンとしても十分に活躍してくれます。
もちろん、クラウド機能をフルに使うには有料プランが必要だったり、メガネとの相性には注意が必要だったりと、事前に確認すべき点はあります。
それでも、Zenchord 1は「記録をきちんと残して、あとで役立てたい」という人にとって、強力な味方になってくれることは間違いありません。
上司から「お前、話聞いてなかったろ」そんなシチュエーションもこれをつかっていれば、まず起こりません。「いえいえ、ちゃんと聞いてましたよ。~~って言ってましたよね」と毅然に立ち向かいましょう。
情報をムダにせず、スマートにいきたい。そう、つまり真のシゴデキ人間になれるデバイス、それがZenchord 1です。気になった人は購入してみてもいいのではないでしょうか。
詳細なスペック
タイプ:
オープンイヤー型(耳を塞がない設計)
カラー:
アーバングレー/クラシックホワイト
重さ:
イヤホン(片耳)10g ケース 65g
通信規格:
Bluetooth 6.0
防水規格:
IPX4(生活防水対応)
再生時間:
イヤホン単体 最大10時間 ケース併用 最大30時間
入力端子:
5V / 1A
充電時間:
約1.5時間
充電コネクター:
USB Type-C
対応OS:
iOS / Android / macOS / Windows

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