山本美月主演、栗山千明出演でビターなおとなの女性同士の恋愛を描くHuluオリジナルドラマ「おとなになっても」(毎週土曜深夜0時にHuluにて新エピソード更新)が7月5日(土)に最終話を迎える。それに伴い、スペシャル映像が先行公開された。

【写真】海ではしゃぐ山本美月“綾乃”&栗山千明“朱里”

■「おとなになっても」とは

講談社漫画雑誌Kiss』で、2019年5月号から2023年10月号まで連載されていた志村貴子の漫画作品を実写ドラマ化し、Huluにて独占配信されている「おとなになっても」。小学校の先生で既婚者・綾乃(山本美月)が、行きつけのダイニングバーで働く朱里(栗山千明)と出会い、突然始まったビターなおとなの女性同士の恋愛が描かれている。

恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、おとなになったらすべてがうまくいくと思っていたけど、30代になってもまだおなじゃない…。そんなほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色のおとなたちが織りなすヒューマンドラマとなっている。

最終話となる第12話では、巣立っていく教え子たちを見て、綾乃は自分なりの答えを出した。同僚との新たな恋に踏み切れない渉(濱正悟)や、森田(桐山漣)との関係性が断ち切れない恵利(錫木うり)、そんな娘を少し柔らかい表情で見つめられるようになった依子(麻生祐未)。そして好きな人との結婚を決めた楓(樋口日奈)。おとなになっても、人生はままならないものだが、綾乃と朱里の2人が最後に下した決断とは――。

■スペシャル映像を先行公開&プレゼントキャンペーン開催決定

本編、そしてエンディングでも登場する綾乃と朱里の海でのデートシーン。最終話のみのスペシャル映像“ノンクレジットエンディング・主題歌ロングver.”を、最終話配信に先駆けHulu公式YouTubeで先行公開された。

フィルムの色合いも相まって、まるで二人の思い出ムービーを、第三者として静かに見守っているような映像に仕上がった本シーン。水面に反射する光と、綾乃と朱里が一途にお互いを想い合う気持ちが重なり合い、ヒグチアイの主題歌「恋に恋せよ」が合わさり、心の奥に静かなきらめきが広がる印象的なシーンとなっている。

山本は「キラキラと輝く海を背にした朱里さんが美しくて、切なくて。綾乃ちゃんから見える朱里さんが鮮明に見えたシーンでした」とコメント。さらに栗山も「景色も綾乃ちゃんも、とても綺麗でした。エンディングに使われているシーンは、アドリブといいますか台本にはなかったので動きなどノープランでしたが、素敵に撮っていただけたなと思っています」と撮影を振り返った。

また、最終話が配信される7月5日(土)より、全話配信記念としてHuluオリジナル「おとなになっても」オリジナル台本風ノートのプレゼント企画が実施される。

桐山漣の「漣」のしんにょうの点は一つ

「おとなになっても」より/(C)志村貴子/講談社 (C)HJホールディングス