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 大阪・日本橋のPCパーツショップ「PCワンズ」を取材しました。店舗スタッフの高石智基さんがオススメする製品は、ARCTICの360mm水冷CPUクーラー「Liquid Freezer III Pro 360」です。

 Liquid Freezer III Pro 360は、老舗のPC冷却パーツメーカー・ARCTICの360mm水冷CPUクーラーで、水冷ヘッドにマザーボードVRMを冷却するためのファンを搭載している点が大きな特徴です。

 2024年に登場した「Liquid Freezer III 360」の後継モデルで、ラジエーターファンには新型の高静圧ファン「P12 Pro」を採用。冷却性能がさらに強化されています。メーカーの公称値によると、従来モデルと比較してファン速度最大時には、「Ryzen 9 7950X」で-4.8度、「Core Ultra 9 285K」で-10.6度もの冷却性能向上が見られたとのこと。

 水冷ヘッド部分の主な仕様は、ポンプの回転数が800〜2800RPM、VRM冷却ファンの回転数が400〜2500RPMとなっています。

 ラジエーターファンの主な仕様は、寸法が120×120×25mm、回転数が600〜3000RPM、風量が77CFM、静圧が6.9mmH₂Oです。3基のファンは連結されており、1本のケーブルで水冷ヘッド側に接続されます。そのまま1本のケーブルマザーボードと接続することも可能なほか、ケーブルを分岐させて、ラジエーターファン、VRMファン、ポンプの回転数をそれぞれ個別に制御することもできます。

 チューブの長さは450mm。対応するCPUソケットは、IntelのLGA 1700/1851と、AMDのSocket AM4/AM5です。

 高石さんは、新型になって冷却性能が大幅に向上している点が、本製品の最大の特徴だといいます。先にも触れましたが、10度以上も冷えるというのは本当にすごいですね。

 ただし、そのぶんファンノイズもそれなりに大きくなっているそうで、冷却性能と静音性のバランスについては、ユーザー自身でちょうど良いポイントを見つけてほしいとのこと。冷却重視か静音重視か、選択の幅を広げた点こそが、Liquid Freezer III Pro 360の本質だと言えそうです。

 また、初回限定の特典として、ファンを模したキーホルダーが付属するとのこと。購入を検討している人は、ぜひお早めに!

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冷却か音か、どっち派? 選択の幅を広げた新型360mm水冷CPUクーラー:PCワンズ