カプコンの人気格闘ゲームストリートファイター」のハリウッド版実写映画に、「悪魔と夜ふかし」「オッペンハイマー」のデビッドダストマルチャンが出演することが分かった。

米Deadlineによれば、ダストマルチャンは悪役M,バイソン役を演じるという。世界征服を目論む犯罪組織シャドルーの幹部で、首領。違法兵器の密売や洗脳実験、超能力研究など、あらゆる悪の計画を指揮するキャラクター。ゲームではたびたびラスボスとして登場。情報筋によれば、バイソン役はダストマルチャンにとってこれまでで最大の役どころになるという。

レジェンダリー・ピクチャーズが手掛ける、ハリウッド版実写映画のストーリー詳細はまだ明かされていない。監督は「バッド・トリップ どっきり横断の旅」のキタオ・サクライが監督を務める。

すでに出演が決まっているキャストには、アンドリュー・コージ(「ウォリアー」)、ノア・センティネオ(「ブラックアダム」)、ジェイソン・モモア(「アクアマン」)、50セント(「エクスペンダブルズ」シリーズ」)をはじめ、WWEプロレスラージョー・"ロマン・レインズ"・アノアイ、ミュージシャンのオービル・ペック、コメディアンアンドリュー・シュルツら。

ダストマルチャンは、マイク・フラナガン監督によるスティーブン・キング原作映画「ザ・ライフ・オブ・チャック」で注目を集めたほか、Apple TV+のSFコメディマーダーボット」ではアレクサンダー・スカルスガルドと共演。悪役に定評があり、今後も「デクスター:リザレクション」やNetflix「ワンピース」シーズン2(Mr.3役)など、多くの話題作に出演予定。現在はケリー・マリー・トランと共演するスリラー「Kodak SuperXX(原題)」を撮影中であり、ブライアン・フラー監督による「Dust Bunny(原題)」も控えている。

デビッド・ダストマルチャン Photo by Monica Schipper/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images