【写真・画像】王位1 1枚目

 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負が7月5日愛知県小牧市の「合掌レストラン大蔵」で開幕した。前日の4日に行われた前夜祭では、将棋好きとして知られているSKE48鎌田菜月(28)も参加。対局中の棋士の時間感覚について、藤井王位と永瀬九段に質問した。

【映像】SKE48鎌田菜月と並ぶ藤井王位

 藤井王位と同じ愛知県瀬戸市出身のアイドル・SKE48鎌田菜月は、芸能界屈指の将棋好きとして知られている。この日は、小牧市内で行われた王位戦第1局の前夜祭に参加。トークショーでは、藤井王位、永瀬九段の両名に「対局中の棋士の時間感覚」を問いかける場面があった。

 鎌田が特に気になっているというのが、「長考の際の体感時間」だという。これに藤井王位は、「実際に経過している時間とは一致しないことが多いのかなと思う」と回答。「考えていると今自分がどのくらい時間を使っているかがわからなくなってしまうので、その対策としてこの数年は対局の時に時計を持っていくようにしている」と“相棒”のデジタル時計の存在を説明していた。

 一方、永瀬九段は「(長考中は)時間を“溶かしている”というのが体感」と感覚面での回答を披露。藤井王位もこの“溶かしている”という答えに同意していた。

 なかなか感じることのできないトップ棋士の時間感覚の話題に、ファンも興味津々。「棋士の周りは時空がゆがんでいる」「ワープするよね!」「よく記録くんに聞いてるよね」「やっぱそうなんだ」「かっこいいな」「なるほどわからん」など、様々な反響が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

「なるほどわからん」藤井聡太王位の“時間感覚”は?「実際に経過している時間とは…」天才の思考に反響「時空がゆがんでいる」