インテルは5日、パルマカルチョからU-21フランス代表FWアンジェ・ヨアン・ボニーが完全移籍で加入することを発表した。

 イタリアメディア『スカイ』によると、インテルパルマに対して支払う移籍金2300万ユーロ(約39億円)とボーナスになる模様。また、ボニーとインテルは5年契約を結んだと見られており、同選手の年俸は200万ユーロ(約3億4000万円)ほどになるようだ。

 2003年10月生まれのボニーは2021年夏にシャトールー(フランス)からパルマに加入し、徐々に出場時間を伸ばしてレギュラーに定着。パルマセリエA復帰に貢献すると、自身初のトップリーグとなった2024-25シーズンはリーグ戦37試合の出場で6ゴール4アシストと爪痕を残した。また、昨季後半には、新シーズンからインテルを率いるクリスティアン・キヴ監督と半年間ともに闘った。

 189センチメートルの巨体ながらも機動力と柔らかさを併せ持ち、チームのために献身的な動きも厭わないボニー。インテルにとってはクロアチア代表MFペタル・スチッチ、ブラジル人FWルイス・エンリケ、ポーランド代表MFニコロ・ザレフスキに続く今夏4人目の補強となる。

インテル加入が決まったボニー [写真]=Getty Images