カプコンの世界的大ヒットゲーム「ストリートファイター」を米レジェンダリー・エンターテインメントが実写映画化する新作に、カリーナ・リャンが春麗役で出演することがわかった。米Deadlineが報じた。

1987年に第1作が発売されたゲーム「ストリートファイター」は、世界各国の強豪たちが格闘技界の頂点を目指してバトルを繰り広げるシリーズで、現在までの総販売数は4900万本を超える。ジャンクロード・バン・ダム主演の「ストリートファイター」(95)やクリステン・クルック主演の「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」(09)など、これまでに何度か映像化されてきた。

91年発売のゲーム「ストリートファイターII」から登場した春麗(チュンリー)は、蹴り技を得意とする格闘家でインターポールの捜査官という人気キャラクターだ。新たな春麗に決定したリャンは、今年公開されたスティーブン・ソダーバーグ監督のホラー映画「プレゼンス 存在」に出演したほか、タイ映画をリメイクした7月11日日本公開の「BAD GENIUS バッド・ジーニアス」に主演している。

レジェンダリーの新作「ストリートファイター(原題)」は、「バッド・トリップ  どっきり横断の旅」のキタオ・サクライが監督。キャストには、ジェイソン・モモア(「マインクラフト ザ・ムービー」)、ノア・センティネオ(「ブラックアダム」)、アンドリュー・小路(「ブレット・トレイン」)、プロレスラのジョー・“ロマン・レインズ”・アノアイ(「ワイルド・スピー スーパーコンボ」)、ミュージシャンのオーヴィル・ペックの名前が挙がっている。

カリーナ・リャン Photo by John Nacion/Variety via Getty Images