お笑い芸人の陣内智則6月21日、YouTubeチャンネル「田中俊行チャンネル『トシが行く』」にゲスト出演。新幹線でのトラブルを打ち明けた。

陣内智則の胸中「2時間半我慢したら一生後悔する」

若手時代、関西で活躍していた陣内は、東京の仕事が増えた頃を振り返り、「東京と大阪の往復で。パフォーマンスとしたら、めちゃめちゃ悪い状態。東京では100で行かなあかんのに」と回顧。当時は、前妻と結婚したばかりで、「東京で勝負せなん!」と意気込むも、「頑張らなあかんのに、よくない状況がずーっと続いてて。新幹線の2時間半が、唯一、俺が寝れる時間なのよ」と多忙だった日々を打ち明けた。

そんなある日、新幹線に乗車すると、「斜め前のおじさんが、“だから言ってんじゃねーかよ!”ってめっちゃしゃべってた」と言い、「変な正義感があって。俺、2時間半我慢したら一生後悔すると思って。周りが何も言わへんのも腹立つし。マナー的にもダメやんか」と注意することを決意。隣の席の“イカついお兄さん”とも目が合い、「このお兄さんおったら大丈夫やなって。俺が言いますよみたいな感じで、“おっさんうるさいねん!”って言ったのよ」と語った。

ところが、注意した瞬間、“イカついお兄さん”に、「お前! コラァ!」と胸ぐらをつかまれ、「仲間やと思ってたら、そっち系の舎弟みたいな。そんなん知らんやん」「(おじさんは)多分、親分みたいな人で」と苦笑いで吐露。そのままデッキに連れて行かれると、数人に囲まれ、「お前見たことあるな? 安達祐実の旦那だろ?」と言われたそうで、「(当時の夫の)井戸田と間違えられて(笑)。“違います”って言ったらおかしなると思って、“はい……”って言った」とぶっちゃけた。

数人にすごまれながらも、陣内は、「“すみませんでした”って、頭下げるのは違うなと思って。敬語だけしゃべらんとこって思ったの」と負けじと抵抗。その後、乗務員が駆けつけ、事なきを得たというが、「俺が席を替わらされたの。向こうじゃなくて」「なんか冷たいなと思って。みんな何も言うてくれへんかった。俺が助けたはずやのに……」とぼやきながら、「結局、ドキドキして寝られへんやんか。アドレナリン出てるし、怒りもあるし」と“災難”を振り返っていた。

【編集部MEMO】
『田中俊行チャンネル「トシが行く」』は、怪談蒐集家・呪物・オカルトコレクターである田中俊行(トシ)氏の個人YouTubeチャンネル。「怪談や呪物のお話」は少なめに、“トシ”の飾らない日常風景を届けている。
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画像提供:マイナビニュース