女優の仲里依紗が、TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』(7月13日スタート、毎週日曜21:00~)の第1話にゲスト出演することが6日、発表された。

富士屋カツヒト氏による連載漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』を原作とするこのドラマは、医療における19番目の新領域である総合診療科を舞台にした新しいヒューマン医療エンターテインメント。松本演じる魚虎総合病院の総合診療医・徳重晃が、「問診」を通して病気を診るだけでなく、患者の心や生活背景などから「最善」を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べていく。

徳重を取り巻くキャストには、整形外科の新米医師・滝野みずき小芝風花が演じるほか、冷静沈着なエリート外科医・東郷康二郎役に新田真剣佑。新米内科医・鹿山慶太役には清水尋也、麻酔科医・大須哲雄役に岡崎体育。そして、心臓血管外科医・茶屋坂心役をファーストサマーウイカが演じる。さらに、総合診療科を新設した張本人でもある院長・北野栄吉役に生瀬勝久、科長も務めるベテランの小児科医・有松しおり役に木村佳乃、徳重の恩師・赤池登役に田中泯など、個性豊かな面々が集結している。

○■4月に所属事務所から独立した仲里依紗第1話にゲスト出演

徳重のもとには、どこの科を受診すればいいかわからない複雑な症状を抱えた患者や、時には検査をしても専門医でさえも診断が難しい患者たちが次々とやってくる。このたび、第1話でそんな患者のひとり・黒岩百々を仲里依紗が演じることが決定した。

仲は4月に所属事務所から独立し、本作がフリーになって初めてのドラマ出演となる。主演の松本とは『ラッキーセブンスペシャル』(2013年・フジテレビ)以来、12年ぶりの共演となる。

昨年は金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』、さらにNHKの連続テレビ小『おむすび』で女優としての存在感をますます高めた仲。独立して新たな環境に身を置き、本作で向き合うのは、体と心に痛みを抱える一人の患者だ。TBSの『レジデント~5人の研修医』(2012年)や日曜劇『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年)では医師を演じたが、今回、病気に苦しむ患者をどう演じ、松本演じる総合診療医・徳重のもとにどのように辿り着くのか。

「このくらいで休んではいけない」とつい無理をしてしまったり、小さな“痛み”を誰にも頼らずひとりで抱え込んでしまったり・・・何かと忙しない日常の中で、そんな経験が誰にでもあるはず。仲が演じる百々は、そんな現代社会に生きる人々のリアルな等身大の姿を映し出す。その心情や葛藤にきっと誰もが共感できる第1話となっている。

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