所ジョージがMCを務める「所さんの世田谷ベース」(毎週土曜夜10:00-10:55、BSフジ)の第441回「うそエピソード大歓迎。」が7月5日(土)に放送された。所ジョージ的モノの考え方や閃いた遊び、世の中の楽しみ方を発信する同番組。今回は、特製万年筆プレゼント企画として募集した視聴者の「万年筆に関するエピソード」が公開された。さらに世田谷ベースの片づけを進めるため、新たな放出品プレゼント企画も。

【写真】所ジョージ、大量に寄せられた投稿を手に笑顔

■お題を募集しておこなわれたプレゼント企画

今回の「所さんの世田谷ベース」は所の部屋からプレゼント企画がスタート。1品目は「ハーレースウェットシャツ」で、バイクに乗った時でも風に膨らまないぴったりとしたつくりになっている。オイルが飛んだ箇所もあり、味のある風情だ。シャツは「シャツにまつわるエピソード」とともに応募を受け付け、1人にプレゼントされるとのこと。

「今日はたくさんあるから」と指差した2品目は「バイク用バックミラー」。所のサイン入りサイドミラーで、バイク用のミラーではあるがテーブルに置いて角度をつけることでさまざまな使い方ができるのだという。こちらは6人にプレゼント、お題は「バックミラーにまつわるエピソード」だ。

その他にも所のサイン済み「CB1300 クラッチレバー」や、所の「心の支え」も登場。「心の支え」とはハンマーの形をしたぬいぐるみで、ある部分だけ手縫いされているのが見てとれる。大半はミシンで縫い目が見えないように裏返して縫われ、最後に綿を注入してから閉じる穴の部分だけ手縫いで閉じられているのだ。それを見ると、所は作り手の作業が想像できるという。

するとこのぬいぐるみを見る度、「なんで俺はこうなんだろう」「あれが上手くいかない」といった悩みを抱えたときに「これだけで生活している人もいるんだから」と思い出させてくれる。自分の悩みが贅沢で、つまらないものだと思えるようになる…そんな経緯から、「心の支え」と名付けられたアイテムだった。「心の支え」は5人分、「トンカチにまつわるエピソード」をお題として募集している。

■衝撃的な投稿が大量に届いた万年筆エピソード

その後はボディに「もともと未来はここにある。」と書かれた「世田谷ベース特製万年筆」が紹介された。こちらは10名にプレゼントする企画で、「万年筆にまつわるエピソード」をお題として募集したところ1000通近くのエピソードが贈られてきたそうだ。

お便りを印刷した用紙は実に2cmほどの厚みまで積み重なっていて、所はまとめて本にしたかったとも語っている。ただ「ホントの話しましょう。読み切れてないです。読み切れるわけないじゃん!」と笑う所。しかも「うそOK」という募集条件だったため、送られてきたエピソードにはうそもある。うそだからか、本当だからか…実際にエピソードを読み込むと、これがまた面白いのだという。

紙を手に取って、抽選のために読み始める所。「所さんの万年筆を孫の代まで残し伝え、国宝として認定されることが私の夢です。万年筆を国宝にしましょう」という強い意志を持ったものなど、さまざまなエピソードがいくつも語られていく。万年筆の“万年”繋がりで亀のエピソードを連ねた後に「万年筆ください」と結ばれる投稿に、思わず笑顔を浮かべてしまう所の姿も。

「これ読んだからってその人にあげるワケじゃないからね!?」と説明をしつつ、その後も大抽選会に寄せられたエピソードを楽しんで際立った10名にプレゼントすると所は語る。読み終わった紙束を取り返して「このなかでも際立った人にはもう、先行で差し上げましょうね」と挙げたのは、「歴史が変わってしまう可能性があるので、世界を救うためにも絶対に送ってください」「あの時助けていただいた亀です」という投稿。そのあとも特に所が衝撃を受けたエピソードや、ランダムに選出された合計10名分が選ばれるのだった。

■普通のエピソードから衝撃を受けるエピソードまで

今回の放送では、所の直筆サインが施された各種アイテムのプレゼント会が放送された。さまざまなアイテムはそれぞれお題となるエピソードを添えてホームページから応募できる。また今回採用されていた投稿の中にも多く含まれていた笑える話や、くだらないエピソードといった「うそエピソード」も歓迎。大喜利ではないが、さまざまな視点から所の心を射止めるエピソードを送るといいだろう。

大量の投稿を読み上げてピックアップ、またランダムに抽選もおこなうなど、楽しく執りおこなわれた「特製万年筆」大抽選会。大放出が続く「片づけモード中」だけに、次回以降の大抽選会にも期待が膨らむ。

所が好きなことを好きに語り、好きに展開していく「所さんの世田谷ベース」。次回は7月12日(土)にBSフジにて放送される。また、今回紹介した第441回「うそエピソード大歓迎。」はTVerおよびFODで視聴可能だ。

「所さんの世田谷ベース」/(C)BSフジ