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 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負第1局・千日手指し直し局が7月6日愛知県小牧市の「合掌レストラン大蔵」で行われている。ABEMAの中継には、王位3期の深浦康市九段(53)が出演。解説の合間には、若き絶対王者・藤井王位の印象について触れ、「若いですが円熟味が増している」とコメントした。

https://abema.tv/video/episode/268-11_s1000_p447

 藤井王位は、2016年10月に史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。さらに、2020年7月には17歳11カ月に棋聖獲得で初戴冠を果たした。また、王位戦は2020年の初挑戦で木村一基王位(当時)を4連勝で破りタイトル奪取。前期には王位5連覇で早くも「永世王位」の称号を獲得した。

 深浦九段は、藤井王位と公式戦で4局対戦。3勝1敗で勝ち越している。しかし、公式戦の前にはABEMAの「藤井聡太四段 炎の七番勝負」で対戦し、藤井四段(当時)が勝利を飾ったことは大きな話題となった。

 深浦九段は、当時を振り返り「四段当初は終盤に斬り合う将棋だなと思いました」とコメント。以降、異次元の躍進を続けてタイトル獲得数を30期に伸ばした藤井王位に、「17歳で初タイトルを獲られてもう6年。若いですが、円熟味が増している」とし、大きくうなずいていた。

 現在22歳の藤井王位。7月19日には、23歳の誕生日を迎える。深浦九段とともに番組に出演した豊川孝弘七段(58)は、深浦九段の“円熟味”というワードに反応し、「普通だったら伸び盛りですよね」と驚きを隠せない様子だ。

 視聴者からも、「まだ奨励会員でもおかしくない」「円熟の聡太」「こう見えて9年選手」「伸び盛りでなく円熟味」「聡太に隙は無い」「今もフレッシュ聡太です」など、様々な反響が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

「円熟味増してる」先輩棋士が語る藤井聡太王位の変化 「22歳、普通だったら伸び盛り」に反響続々