【写真・画像】 1枚目

 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負第1局・千日手指し直し局が7月6日愛知県小牧市の「合掌レストラン大蔵」で行われている。激しいねじり合いが繰り広げられているものの、形勢は互角。注目の一戦を制し、好発進を遂げるのはどちらか。

【映像】藤井王位VS永瀬九段 封じ手開封の瞬間

 防衛6連覇を目指す藤井王位に、王位初挑戦の永瀬九段が挑む注目のシリーズ開幕戦。小牧市制70周年記念として開催されている第1局は、1日目に千日手が成立。同日の午後から指し直し局が行われている。

 角換わりの戦型が選ばれると、先手の藤井王位が銀を腰掛けたところで永瀬九段が銀を強くぶつける研究手を披露。これに藤井王位は銀の撤退を決断し、2度目の千日手の選択もあるかと騒然となった。しかし、互いが引かずにぶつかり合った結果打開の道が選ばれ、攻め合いへと発展。本格的な戦いが始まり、一手一手から目が離せない緊迫した状況となっている。

 永瀬九段が前日に封じた一手はやや意外なものだったが、ABEMAの「SHOGI AI」の数字が大きく動くことはなく互角を表示している。両者にとっても想定内の展開だったか、再開後は長考合戦となっているもののバランスが保たれている。ABEMAで解説を務める豊川孝弘七段(58)は、「良い勝負。まだまだこれから面白くなっていく」とコメント。永瀬九段が49分を使ったところで昼食休憩に入った。

 注目の初戦を制し、好発進を遂げるのはどちらか。今後の展開から目が離せない。持ち時間は各8時間。

【昼食の注文】

藤井聡太王位 大蔵名物黒毛和牛ハンバーグ 王位戦スペシャル/アールグレイ紅茶(アイス)

永瀬拓矢九段 鮮魚のポアレ ホタテ貝アワビグリル~友好都市八雲町(北海道)から愛をこめて~/名古屋名物大衣エビフライ(単品)/アイスコーヒーブドウ畑のピーチネクター Patrick Fontフランス

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太王位 2時間30分(消費5時間30分)
永瀬拓矢九段 3時間37分(消費4時間23分)

(ABEMA/将棋チャンネルより) 

「これから面白くなっていく」藤井聡太王位VS永瀬拓矢九段 注目の指し直し局は互角のまま激戦へ突入!/将棋・王位戦第1局